石田純一さん東尾理子さんの相性を占星術プログレス・シナストリでみました(2)
ミネルバのふくろうは、今日も黄昏時に飛び立ちます。
こんばんは。
今週は「カップル7年目の危機」伝説?について、思いを巡らすようなことがありました。
ハリウッドでは、結婚7年目から破局したカップルが相次いだので、
7年目をひとつのジンクスのように見る向きがあるようです。
<「カップル7年目の危機」ジンクスを破った?>
まず、ジェニファー・ロペスとマーク・アンソニー。
待望の赤ちゃんを授かったものの、7年目の昨年に離婚を発表しました。
モデルのハイディ・クラムと歌手のシールの離婚発表も、結婚7年目でした。
リース・ウィザースプーンとライアン・フィリップの離婚も同じく7年目。
デミ・ムーアとアシュトン・カッチャーの離婚も、結婚7年目でした。
そんな中、ハリウッドを代表するカップル、
ブラット・ピットとアンジェリーナ・ジョリーがちょうど7年目を迎えるので、
その行方に注目が集まっていたのです。
そして、4月13日に、二人の婚約が発表されました。
この二人は、無事に「7年目の危機」を乗り越えることができたようです。
この「7年目の危機」には、どんな意味があるのでしょうか?
“ The Seven Years Itch ”(マリリン・モンロー主演「七年目の浮気」)にたとえて、
土星サイクルが関連している、と述べる占星術研究者がいます。
生まれた瞬間を、出生図として見るのと同じように、
何かの出来事の瞬間をひとつのチャートとして見るのが、イベントチャートです。
カップルなら、入籍や結婚宣誓の時、交際や同居の時がイベントチャートになります。
誕生の時から28年から30年目に、土星がまた同じ位置に戻ってくる、
これがサターン・リターンで、まるで大人になるための試練かのように、
障害やハプニングを経験することがあります。
土星サイクルで、誕生の土星に対してスクエアの位置にくるのが、約7年目です。
カップルのイベントの時から始まって、7年目がひとつの試練や見直しの時にあたる、
というのが、土星サイクルでの「7年目の危機」説です。
プログレス・シナストリでは、どんな意味があるでしょう?
進行の金星と進行の火星がつくるアスペクト。
これが2度以内に近づき、また2度以内から離れる期間が、おおよそ7年から8年です。
プログレス・シナストリからも、「7年目の危機」を解説することができそうです。
いずれかの機会に「7年目の危機」について、取り上げたいと思います。
さて今回は、石田純一さんと東尾理子さん、の相性、第二回目です。
二人の出生データは、次を使っています。
石田純一さん 1954年 1月14日 12時00分(時間不明) 東京
東尾理子さん 1975年11月18日 12時00分(時間不明) 福岡
<内助の功でフォロー、夫婦の相性バッチリ>
最初に、四区分、三区分で、二人の全般の相性を見てみましょう。
下の表は、14点法(14 point scale)を使った、二人のエレメント表です。
14点法(14 point scale)は、トレーシー・マークスによるものです。
エレメント、クオリティの特徴が、よりはっきりと出ます。
天体以外にアセンダント、MCも加え、全体の合計点数を14点で評価しますが、
今回は出生時間が不明なため、合計点数は12点になります。

エレメント表では、土のサインが強いのが石田さん、水のサインが強いのが東尾さん、です。
土と水ですから、相性が合います。
現実派の石田さんを、東尾さんが愛情をもって支える、といったところでしょうか。
下の表は、二人のクオリティ表です。
カーディナルが強いのが石田さん、フィクスドが強いのが東尾さん、です。

「攻め」に強い石田さんを、東尾さんが後ろからしっかり守っていく、感じですね。
東尾さんは表に出るよりも、むしろ内助の功をもって石田さんをフォローしていく、
そんな夫婦のようです。
芸能人夫婦という派手なイメージよりも、
中小企業のガンガン稼ぐ社長と、番頭さん役のしっかりタイプのおかみさん、のような
イメージです。
役割がはっきりしていて、お互い不得意なところは相手に任せてしまうでしょう。
意見の衝突も少なく、夫婦仲の良さも長続きしそうです。
下の表は、二人の出生図を重ねる二重円の、シナストリ表です。

色塗りの組み合わせは、
パープルが0度コンジャクション、イエローが180度オポジション、
レッドが120度トラインです。
一見して、太陽と月の相性がいい、とわかります。
まず、月はお互い牡牛座なので、生活感はバッチリ合います。
さらに、石田さんの山羊座太陽と東尾さんの牡牛座月が、オーブ広めのトライン。
さらに、東尾さんの蠍座太陽と石田さんの牡牛座月が、オポジションです。
夫婦としての相性がバツグンにいいですね。さらに、太陽同士も60度セクスタイルです。
では、恋人同士として、オトコとオンナの相性はあまりよくないのでしょうか。
いいえ、恋愛の相性の良さは、プログレス・シナストリに表れています。
<恋に落ちる理由はプログレス・シナストリに表れる>
プログレス・シナストリ(progressed synastry)について、簡単に説明しておきましょう。
カップルの相性をみるのに、二人のホロスコープを重ねて、二重円をつくります。
これが普通に言う、シナストリ(synastry)です。
プログレス・シナストリ(progressed synastry)は、これに二人の進行図を加えます。
つまり、四重円になります。
(進行法の計算は、一日一年法です。)
進行図の天体が動くことで相性が変化し、カップルの恋愛が始まります。
恋に落ちる理由は、プログレス・シナストリに表れます。
まさに進行中の恋がプログレス・シナストリに表れる、と言ってよいと私は思います。
そして、カップルの交際が終わるときも、進行図の天体の動きと一致しているのです。
下は、2008年12月時点の、二人のプログレス・シナストリを表にしたものです。
二人の交際が始まりまったのが、この時です。

色塗りの組合せが、沢山あります。
パープルが0度コンジャクション、ベージュが30度セミセクスタイル、
グリーンが150度クインカンクスです。
東尾さん進行の金星は、
石田さん進行の火星と30度セミセクスタイル、出生の火星と0度コンジャクションです。
東尾さん進行の火星は、石田さん出生の金星と150度クインカンクスです。
プログレス・シナストリでみると、金星と火星のアスペクトが沢山できています。
このように二重円、シナストリでは見えなかった、恋愛の違う景色が見えてきます。
そして、二人の年齢差が22歳。
年の差カップルによく表れるのが、セレスとのアスペクトです。
東尾さん出生の金星と石田さん進行のセレスが、0度コンジャクションまで、このころ
2度以内に入ってきています。
<恋愛の伝道師として生涯の大半を恋愛期間として過ごす?>
また2011年4月には、注目したいアスペクトが、2度以内に近づいています。
その時のプログレス・シナストリが、下の表です。

石田さん進行の太陽と、東尾さん進行の金星の120度トラインのアスペクトが、
このころ正確な度数まで、2度以内に近づいてきています。
進行の太陽と進行の金星の組み合わせは、進行の速度が近いため、
2度以内の期間がとても長くなります。その分、相性の期間も長くなります。
正確な120度になるのが、2021年3月です。
つまり、10年間かけてやっと相性の頂点に達します。
その時のプログレス・シナストリが、下の表です。

2度以内から外れる時が、相性期間が終わるときと考えられますが、
それは、2030年6月です。
つまり、2度以内の期間が、相性期間、恋愛期間とほぼ同じのため、
2011年から2030年まで、二人の相性期間は約20年間続くことになります。
これをグラフにしたのが、次の図です。

プログレス・シナストリで見ると、このように恋愛期間の長さという、
ネイタルでは見えなかった、違う景色が見えてくるのです。
2度以内の期間が終わる2030年、石田さんはその時76歳。
石田さんは「恋愛の伝道師」を自称していますが、
これからの生涯の大半を、恋愛期間の中で過ごすことになりそうです。
次回は、眞鍋かをりさん吉井和哉さんの相性を占星術プログレス・シナストリでみました、
の予定です。
この二人の相性期間もとても長いのです。
更新には少し時間がかかるかも知れません。
↓ご愛読とぽちっと応援いただきありがとうございます。

にほんブログ村
こんばんは。
今週は「カップル7年目の危機」伝説?について、思いを巡らすようなことがありました。
ハリウッドでは、結婚7年目から破局したカップルが相次いだので、
7年目をひとつのジンクスのように見る向きがあるようです。
<「カップル7年目の危機」ジンクスを破った?>
まず、ジェニファー・ロペスとマーク・アンソニー。
待望の赤ちゃんを授かったものの、7年目の昨年に離婚を発表しました。
モデルのハイディ・クラムと歌手のシールの離婚発表も、結婚7年目でした。
リース・ウィザースプーンとライアン・フィリップの離婚も同じく7年目。
デミ・ムーアとアシュトン・カッチャーの離婚も、結婚7年目でした。
そんな中、ハリウッドを代表するカップル、
ブラット・ピットとアンジェリーナ・ジョリーがちょうど7年目を迎えるので、
その行方に注目が集まっていたのです。
そして、4月13日に、二人の婚約が発表されました。
この二人は、無事に「7年目の危機」を乗り越えることができたようです。
この「7年目の危機」には、どんな意味があるのでしょうか?
“ The Seven Years Itch ”(マリリン・モンロー主演「七年目の浮気」)にたとえて、
土星サイクルが関連している、と述べる占星術研究者がいます。
生まれた瞬間を、出生図として見るのと同じように、
何かの出来事の瞬間をひとつのチャートとして見るのが、イベントチャートです。
カップルなら、入籍や結婚宣誓の時、交際や同居の時がイベントチャートになります。
誕生の時から28年から30年目に、土星がまた同じ位置に戻ってくる、
これがサターン・リターンで、まるで大人になるための試練かのように、
障害やハプニングを経験することがあります。
土星サイクルで、誕生の土星に対してスクエアの位置にくるのが、約7年目です。
カップルのイベントの時から始まって、7年目がひとつの試練や見直しの時にあたる、
というのが、土星サイクルでの「7年目の危機」説です。
プログレス・シナストリでは、どんな意味があるでしょう?
進行の金星と進行の火星がつくるアスペクト。
これが2度以内に近づき、また2度以内から離れる期間が、おおよそ7年から8年です。
プログレス・シナストリからも、「7年目の危機」を解説することができそうです。
いずれかの機会に「7年目の危機」について、取り上げたいと思います。
さて今回は、石田純一さんと東尾理子さん、の相性、第二回目です。
二人の出生データは、次を使っています。
石田純一さん 1954年 1月14日 12時00分(時間不明) 東京
東尾理子さん 1975年11月18日 12時00分(時間不明) 福岡
<内助の功でフォロー、夫婦の相性バッチリ>
最初に、四区分、三区分で、二人の全般の相性を見てみましょう。
下の表は、14点法(14 point scale)を使った、二人のエレメント表です。
14点法(14 point scale)は、トレーシー・マークスによるものです。
エレメント、クオリティの特徴が、よりはっきりと出ます。
天体以外にアセンダント、MCも加え、全体の合計点数を14点で評価しますが、
今回は出生時間が不明なため、合計点数は12点になります。

エレメント表では、土のサインが強いのが石田さん、水のサインが強いのが東尾さん、です。
土と水ですから、相性が合います。
現実派の石田さんを、東尾さんが愛情をもって支える、といったところでしょうか。
下の表は、二人のクオリティ表です。
カーディナルが強いのが石田さん、フィクスドが強いのが東尾さん、です。

「攻め」に強い石田さんを、東尾さんが後ろからしっかり守っていく、感じですね。
東尾さんは表に出るよりも、むしろ内助の功をもって石田さんをフォローしていく、
そんな夫婦のようです。
芸能人夫婦という派手なイメージよりも、
中小企業のガンガン稼ぐ社長と、番頭さん役のしっかりタイプのおかみさん、のような
イメージです。
役割がはっきりしていて、お互い不得意なところは相手に任せてしまうでしょう。
意見の衝突も少なく、夫婦仲の良さも長続きしそうです。
下の表は、二人の出生図を重ねる二重円の、シナストリ表です。

色塗りの組み合わせは、
パープルが0度コンジャクション、イエローが180度オポジション、
レッドが120度トラインです。
一見して、太陽と月の相性がいい、とわかります。
まず、月はお互い牡牛座なので、生活感はバッチリ合います。
さらに、石田さんの山羊座太陽と東尾さんの牡牛座月が、オーブ広めのトライン。
さらに、東尾さんの蠍座太陽と石田さんの牡牛座月が、オポジションです。
夫婦としての相性がバツグンにいいですね。さらに、太陽同士も60度セクスタイルです。
では、恋人同士として、オトコとオンナの相性はあまりよくないのでしょうか。
いいえ、恋愛の相性の良さは、プログレス・シナストリに表れています。
<恋に落ちる理由はプログレス・シナストリに表れる>
プログレス・シナストリ(progressed synastry)について、簡単に説明しておきましょう。
カップルの相性をみるのに、二人のホロスコープを重ねて、二重円をつくります。
これが普通に言う、シナストリ(synastry)です。
プログレス・シナストリ(progressed synastry)は、これに二人の進行図を加えます。
つまり、四重円になります。
(進行法の計算は、一日一年法です。)
進行図の天体が動くことで相性が変化し、カップルの恋愛が始まります。
恋に落ちる理由は、プログレス・シナストリに表れます。
まさに進行中の恋がプログレス・シナストリに表れる、と言ってよいと私は思います。
そして、カップルの交際が終わるときも、進行図の天体の動きと一致しているのです。
下は、2008年12月時点の、二人のプログレス・シナストリを表にしたものです。
二人の交際が始まりまったのが、この時です。

色塗りの組合せが、沢山あります。
パープルが0度コンジャクション、ベージュが30度セミセクスタイル、
グリーンが150度クインカンクスです。
東尾さん進行の金星は、
石田さん進行の火星と30度セミセクスタイル、出生の火星と0度コンジャクションです。
東尾さん進行の火星は、石田さん出生の金星と150度クインカンクスです。
プログレス・シナストリでみると、金星と火星のアスペクトが沢山できています。
このように二重円、シナストリでは見えなかった、恋愛の違う景色が見えてきます。
そして、二人の年齢差が22歳。
年の差カップルによく表れるのが、セレスとのアスペクトです。
東尾さん出生の金星と石田さん進行のセレスが、0度コンジャクションまで、このころ
2度以内に入ってきています。
<恋愛の伝道師として生涯の大半を恋愛期間として過ごす?>
また2011年4月には、注目したいアスペクトが、2度以内に近づいています。
その時のプログレス・シナストリが、下の表です。

石田さん進行の太陽と、東尾さん進行の金星の120度トラインのアスペクトが、
このころ正確な度数まで、2度以内に近づいてきています。
進行の太陽と進行の金星の組み合わせは、進行の速度が近いため、
2度以内の期間がとても長くなります。その分、相性の期間も長くなります。
正確な120度になるのが、2021年3月です。
つまり、10年間かけてやっと相性の頂点に達します。
その時のプログレス・シナストリが、下の表です。

2度以内から外れる時が、相性期間が終わるときと考えられますが、
それは、2030年6月です。
つまり、2度以内の期間が、相性期間、恋愛期間とほぼ同じのため、
2011年から2030年まで、二人の相性期間は約20年間続くことになります。
これをグラフにしたのが、次の図です。

プログレス・シナストリで見ると、このように恋愛期間の長さという、
ネイタルでは見えなかった、違う景色が見えてくるのです。
2度以内の期間が終わる2030年、石田さんはその時76歳。
石田さんは「恋愛の伝道師」を自称していますが、
これからの生涯の大半を、恋愛期間の中で過ごすことになりそうです。
次回は、眞鍋かをりさん吉井和哉さんの相性を占星術プログレス・シナストリでみました、
の予定です。
この二人の相性期間もとても長いのです。
更新には少し時間がかかるかも知れません。
↓ご愛読とぽちっと応援いただきありがとうございます。

にほんブログ村