7年目の危機?ハイディ・クルムとシールの相性を占星術プログレス・シナストリでみました(2)
ミネルバのふくろうは、今日も黄昏時に飛び立ちます。
こんばんは。
カーディナル・クロス、第一回目の6月24日が近づいてきました、と前に書きました。
天王星と冥王星が、90度スクエアのアスペクトを作るのですが、
正確な90度になる日は、今年2012年から2015年までの間に、7回あります。
<天体会合周期での天王星と冥王星>
しかし、これはジオセントリック、つまり地球から見た見かけ上の天体のアスペクトです。
太陽を中心に運行する天体の位置(ヘリオセントリック)から見てみると、
天王星と冥王星の二つの天体も、月相と同じような角度をつくります。
月相(lunar phase)は、新月→クォーター→満月→クォーターと変化します。
新月と同じになるのが0度の位置、満月と同じになるのが180度の位置です。
これを天体の会合周期(synodic cycle)と言います。
地球から見たジオセントリックでは、天王星も冥王星も逆行するので、
90度スクエアのアスペクトになるのは、7回あります。
会合周期(synodic cycle)は逆行がないので、90度クォーターになるのは1回きりになります。
会合周期、ヘリオセントリックで、天王星、冥王星が90度スクエアになるのは、
2013年11月23日です。
下のページは、会合周期をグラフィックに表現しているので、参考にしてください。
Revolution & Revelation The Uranus-Pluto Square 2012-2015
<ヘリオセントリック日本史>
月相(lunar phase)には、象徴的な意味があります。
新月は、種まきやテーマの開始です。ファーストクォーターは発動、行動の開始です。
満月は、テーマや願望の成就です。ラストクォーターは、見直しや調整です。
では、天王星、冥王星の会合周期も、月相のように社会に影響を及ぼすのでしょうか?
過去の例として、天王星、冥王星の会合周期の視点から日本史を見てみましょう。
日本の近代史で、天王星、冥王星がヘリオセントリックで新月、0度になったのが、
1850年12月26日です。
(なお天体暦はastro.comのSwiss Ephemerisを使用しています。下記ページ参照。
Swiss Ephemeris for Users )
天王星と冥王星は、この時、牡羊座29度で0度、新月になりました。
サビアンシンボルは、30度「アヒルの池とそれが育む子供たち」です。
牡羊座最後の度数ですので、自己の完全な目覚め、がテーマとして与えられました。
また牡牛座の影響もあり、物質的な備えもテーマになりました。
この時から3年後の、1853年に浦賀沖にペリー艦隊が来航しました。
黒船の来航で、この時から「世界の中での日本」に目覚めていくことになります。
次に、天王星と冥王星が、ファーストクォーターになったのは、1877年6月2日です。
この時、天王星は獅子座24度、冥王星は牡牛座24度にありました。
牡牛座の世相らしく、富国強兵、工業が発展した一方で、貧富の差も拡大しました。
士族の反発心も強く反乱が相次ぎ、この年に西南戦争が起きました。
西南戦争は、日本が軍備の近代化を推し進めることになった、分岐点です。
次に、天王星と冥王星が、満月180度になったのは、1902年2月9日です。
この時、天王星は射手座17度、冥王星は双子座17度にありました。
この年の2年後の1904年、日本は日露戦争に勝利し、
欧米列強に対して、対等の立場を誇示します。
「世界の中の目覚めた日本」が達成されたときです。
次に、天王星と冥王星が、ラストクォーターになったのは、1933年1月11日です。
この時、天王星は牡羊座22度、冥王星は蟹座22度にありました。
この年は世界恐慌の真っ只中でした。
日本が国際連盟を脱退し、第二次世界大戦に向かっていく分岐点となった年でした。
このようにみていくと、
新月がテーマの提示、ファーストクォーターは発動(分岐点)、
満月がテーマの成就、ラストクォーターが調整(分岐点)、のサイクルに沿って、
「世界の中の日本」に目覚めていった様子がわかります。
(こんな風に、歴史を勉強していたら、もっと楽しかったかな?)
<2013年ファーストクォーターには何が起きる?>
では、来年2013年のファーストクォーターでは、
どんなことが起きると予想できるでしょうか?
今回のファーストクォーターのテーマが与えられたのが、1966年1月7日の、
天王星、冥王星が新月、0度になったときです。
この時、天王星、冥王星は乙女座16度にありました。
サビアンシンボルは、乙女座17度「ウィジャ盤(西洋コックリさん)」です。
無意識からのメッセージ、直感を大切にする。霊的な生活への転換がテーマです。
2013年11月23日のファーストクォーターは、
天王星が牡羊座11度、冥王星が山羊座11度にあります。
サビアンシンボルは、「野生の鴨の群れ」と、
「自然科学についての図解された講義が、生命の未知なる側面を明らかにする」です。
単純に読んで、今まで隠されていた社会のタブー、
政治経済の暗部や秘密などが明らかにされる、と思います。
しかし、テーマの乙女座17度の直感智は、崩壊をしてから得るものなので、
社会インフラが一度崩れてから、明るみにさらされるように思います。
また天王星は「野生の鴨の群れ」なので、デモや反乱というよりも、
亡命するとか、国外移住するような人がますます増えるように思います。
しかし捨て去ることで、より霊的な生活や共同体に転換していくのでしょう。
ファーストクォーターは、発動、行動です。
後から振り返ってこの年が分岐点だった、と、感じるような事が起きるのでは、
ないでしょうか?
さて、今回はハイディ・クルムさんとシールさんの相性、その第2回目です。
今回は、プログレス・シナストリをみていきましょう。
まず、プログレス・シナストリ(progressed synastry)について、簡単に説明しておきます。
カップルの相性をみるのに、二人のホロスコープを重ねて、二重円をつくります。
これが普通に言う、シナストリ(synastry)です。
プログレス・シナストリ(progressed synastry)は、これに二人の進行図を加えます。
つまり、四重円になります。
(進行法の計算は、一日一年法です。)
進行図の天体が動くことで相性が変化し、カップルの恋愛が始まります。
恋に落ちる理由は、プログレス・シナストリに表れます。
そして、カップルの交際が終わるときも、進行図の天体の動きと一致しているのです。
シナストリ(synastry)だけではわからなかった、二人の相性の変化が見えてくるのが、
プログレス・シナストリ(progressed synastry)です。
下は、ハイディ・クルムさんとシールさんのプログレス・シナストリを表にしたものです。
二人が、ニューヨークのホテルロビーで初めて出会った、2003年時点のものです。

色塗りの組合せは、アスペクトを作っている天体同士です。
ピンクは、120度トライン、グリーンがクインカンクス150度です。
金星だけでなく、火星にもアスペクトができていることがわかります。
火星同士のアスペクトで、二人の気持ちは、熱く、熱く、高まっていきます。
二人のキスシーンの写真が多いことにも、頷けます。
ハイディ・クルムさんは、インタビューで「夫ほどロマンティックな男性はいない」と、
語ったそうです。
二人のその熱い気持ちは、プログレス・シナストリにも表れます。
下の図は、二人のプログレス・シナストリをグラフにしたものです。
0度コンジャクション、120度トライン、180度オポジションと、
メジャーアスペクトだけを取り上げています。

2006年ごろから2011年にかけて、立て続けに、
それこそ折り重なるようにしてアスペクトができているのがわかります。
アスペクトが重なっている間は、それだけ二人の気持ちも惹かれて高まります。
この頃が、まさに二人の熱愛期間です。
二人一緒にハロウィーンの仮装をしたり、マスコミへの露出も多かった時機と重なります。
ですが2012年以降、このグラフではアスペクトはぷっつり途切れています。
2011年以降もアスペクトはありますが、
90度スクエアのため、相性は良くなくむしろ気持ちが衝突し合います。
また他には、30度というマイナーアスペクトになります。
下の図は、2011年以降の二人のプログレス・シナストリをグラフにしたものです。

二人の間にできているのは、
90度スクエア、そして30度セミセクスタイルのアスペクトです。
90度スクエアは、プログレス・シナストリでも相性が良くありません。
二人のように、特に気持ちが高まるアスペクトがなくなった後に、
90度スクエアができると、お互い衝突するようです。
そして、これは日本文化と西洋文化の違いか、
それとも日本のような無宗教の民族とキリスト教文化圏の違いなのか、わかりませんが。
150度クインカンクスと30度セミセクスタイルのアスペクトについては、
相性の良し悪しは、日本と西洋では判断が分かれるような気がします。
日本人のカップルでは、150度クインカンクスのプログレス・シナストリは、
かなり頻繁にでてきます。
ところが、ハリウッドカップルでは、120度トラインは、
相性のベストマッチの代名詞のように頻繁に出てきますが、
150度クインカンクスは、日本人のようにあまり登場しません。
日本では奥さんのことを「カミさん」と呼びますが、キリスト教文化圏では、
愛する人も人間であって、人間と「カミさん」は、とても一緒になりません。
このあたりで、上下関係につながってくる150度クインカンクスは、
日本と西洋では、相性の良し悪しの判断が分かれるのではないでしょうか。
150度クインカンクスと30度セミセクスタイルのアスペクトは、
文化圏で解釈が異なるような気がします。
いずれにしても、2011年以降の二人のプログレス・シナストリでは、
30度セミセクスタイルは二人の仲を回復させるまでの活躍はしなかったようです。
そして、2011年12月の二人の離婚発表直前のプログレス・シナストリが、
下の表です。

120度トラインなどのソフトアスペクトは姿を消して、
90度スクエアのハードアスペクトが目立ちます。
この頃、二人の間には諍いが絶えなかったと言います。
なぜこんなに対立し喧嘩をするのか、おそらくこの時二人にも、わからなかったでしょう。
人も羨む熱愛カップルが、対立し残念な結末の関係へ。
二人の関係が変わった原因は、プログレス・シナストリのアスペクトの変化にあります。
次回も、ハリウッドカップルを取り上げる予定です。
こんばんは。
カーディナル・クロス、第一回目の6月24日が近づいてきました、と前に書きました。
天王星と冥王星が、90度スクエアのアスペクトを作るのですが、
正確な90度になる日は、今年2012年から2015年までの間に、7回あります。
<天体会合周期での天王星と冥王星>
しかし、これはジオセントリック、つまり地球から見た見かけ上の天体のアスペクトです。
太陽を中心に運行する天体の位置(ヘリオセントリック)から見てみると、
天王星と冥王星の二つの天体も、月相と同じような角度をつくります。
月相(lunar phase)は、新月→クォーター→満月→クォーターと変化します。
新月と同じになるのが0度の位置、満月と同じになるのが180度の位置です。
これを天体の会合周期(synodic cycle)と言います。
地球から見たジオセントリックでは、天王星も冥王星も逆行するので、
90度スクエアのアスペクトになるのは、7回あります。
会合周期(synodic cycle)は逆行がないので、90度クォーターになるのは1回きりになります。
会合周期、ヘリオセントリックで、天王星、冥王星が90度スクエアになるのは、
2013年11月23日です。
下のページは、会合周期をグラフィックに表現しているので、参考にしてください。
Revolution & Revelation The Uranus-Pluto Square 2012-2015
<ヘリオセントリック日本史>
月相(lunar phase)には、象徴的な意味があります。
新月は、種まきやテーマの開始です。ファーストクォーターは発動、行動の開始です。
満月は、テーマや願望の成就です。ラストクォーターは、見直しや調整です。
では、天王星、冥王星の会合周期も、月相のように社会に影響を及ぼすのでしょうか?
過去の例として、天王星、冥王星の会合周期の視点から日本史を見てみましょう。
日本の近代史で、天王星、冥王星がヘリオセントリックで新月、0度になったのが、
1850年12月26日です。
(なお天体暦はastro.comのSwiss Ephemerisを使用しています。下記ページ参照。
Swiss Ephemeris for Users )
天王星と冥王星は、この時、牡羊座29度で0度、新月になりました。
サビアンシンボルは、30度「アヒルの池とそれが育む子供たち」です。
牡羊座最後の度数ですので、自己の完全な目覚め、がテーマとして与えられました。
また牡牛座の影響もあり、物質的な備えもテーマになりました。
この時から3年後の、1853年に浦賀沖にペリー艦隊が来航しました。
黒船の来航で、この時から「世界の中での日本」に目覚めていくことになります。
次に、天王星と冥王星が、ファーストクォーターになったのは、1877年6月2日です。
この時、天王星は獅子座24度、冥王星は牡牛座24度にありました。
牡牛座の世相らしく、富国強兵、工業が発展した一方で、貧富の差も拡大しました。
士族の反発心も強く反乱が相次ぎ、この年に西南戦争が起きました。
西南戦争は、日本が軍備の近代化を推し進めることになった、分岐点です。
次に、天王星と冥王星が、満月180度になったのは、1902年2月9日です。
この時、天王星は射手座17度、冥王星は双子座17度にありました。
この年の2年後の1904年、日本は日露戦争に勝利し、
欧米列強に対して、対等の立場を誇示します。
「世界の中の目覚めた日本」が達成されたときです。
次に、天王星と冥王星が、ラストクォーターになったのは、1933年1月11日です。
この時、天王星は牡羊座22度、冥王星は蟹座22度にありました。
この年は世界恐慌の真っ只中でした。
日本が国際連盟を脱退し、第二次世界大戦に向かっていく分岐点となった年でした。
このようにみていくと、
新月がテーマの提示、ファーストクォーターは発動(分岐点)、
満月がテーマの成就、ラストクォーターが調整(分岐点)、のサイクルに沿って、
「世界の中の日本」に目覚めていった様子がわかります。
(こんな風に、歴史を勉強していたら、もっと楽しかったかな?)
<2013年ファーストクォーターには何が起きる?>
では、来年2013年のファーストクォーターでは、
どんなことが起きると予想できるでしょうか?
今回のファーストクォーターのテーマが与えられたのが、1966年1月7日の、
天王星、冥王星が新月、0度になったときです。
この時、天王星、冥王星は乙女座16度にありました。
サビアンシンボルは、乙女座17度「ウィジャ盤(西洋コックリさん)」です。
無意識からのメッセージ、直感を大切にする。霊的な生活への転換がテーマです。
2013年11月23日のファーストクォーターは、
天王星が牡羊座11度、冥王星が山羊座11度にあります。
サビアンシンボルは、「野生の鴨の群れ」と、
「自然科学についての図解された講義が、生命の未知なる側面を明らかにする」です。
単純に読んで、今まで隠されていた社会のタブー、
政治経済の暗部や秘密などが明らかにされる、と思います。
しかし、テーマの乙女座17度の直感智は、崩壊をしてから得るものなので、
社会インフラが一度崩れてから、明るみにさらされるように思います。
また天王星は「野生の鴨の群れ」なので、デモや反乱というよりも、
亡命するとか、国外移住するような人がますます増えるように思います。
しかし捨て去ることで、より霊的な生活や共同体に転換していくのでしょう。
ファーストクォーターは、発動、行動です。
後から振り返ってこの年が分岐点だった、と、感じるような事が起きるのでは、
ないでしょうか?
さて、今回はハイディ・クルムさんとシールさんの相性、その第2回目です。
今回は、プログレス・シナストリをみていきましょう。
まず、プログレス・シナストリ(progressed synastry)について、簡単に説明しておきます。
カップルの相性をみるのに、二人のホロスコープを重ねて、二重円をつくります。
これが普通に言う、シナストリ(synastry)です。
プログレス・シナストリ(progressed synastry)は、これに二人の進行図を加えます。
つまり、四重円になります。
(進行法の計算は、一日一年法です。)
進行図の天体が動くことで相性が変化し、カップルの恋愛が始まります。
恋に落ちる理由は、プログレス・シナストリに表れます。
そして、カップルの交際が終わるときも、進行図の天体の動きと一致しているのです。
シナストリ(synastry)だけではわからなかった、二人の相性の変化が見えてくるのが、
プログレス・シナストリ(progressed synastry)です。
下は、ハイディ・クルムさんとシールさんのプログレス・シナストリを表にしたものです。
二人が、ニューヨークのホテルロビーで初めて出会った、2003年時点のものです。

色塗りの組合せは、アスペクトを作っている天体同士です。
ピンクは、120度トライン、グリーンがクインカンクス150度です。
金星だけでなく、火星にもアスペクトができていることがわかります。
火星同士のアスペクトで、二人の気持ちは、熱く、熱く、高まっていきます。
二人のキスシーンの写真が多いことにも、頷けます。
ハイディ・クルムさんは、インタビューで「夫ほどロマンティックな男性はいない」と、
語ったそうです。
二人のその熱い気持ちは、プログレス・シナストリにも表れます。
下の図は、二人のプログレス・シナストリをグラフにしたものです。
0度コンジャクション、120度トライン、180度オポジションと、
メジャーアスペクトだけを取り上げています。

2006年ごろから2011年にかけて、立て続けに、
それこそ折り重なるようにしてアスペクトができているのがわかります。
アスペクトが重なっている間は、それだけ二人の気持ちも惹かれて高まります。
この頃が、まさに二人の熱愛期間です。
二人一緒にハロウィーンの仮装をしたり、マスコミへの露出も多かった時機と重なります。
ですが2012年以降、このグラフではアスペクトはぷっつり途切れています。
2011年以降もアスペクトはありますが、
90度スクエアのため、相性は良くなくむしろ気持ちが衝突し合います。
また他には、30度というマイナーアスペクトになります。
下の図は、2011年以降の二人のプログレス・シナストリをグラフにしたものです。

二人の間にできているのは、
90度スクエア、そして30度セミセクスタイルのアスペクトです。
90度スクエアは、プログレス・シナストリでも相性が良くありません。
二人のように、特に気持ちが高まるアスペクトがなくなった後に、
90度スクエアができると、お互い衝突するようです。
そして、これは日本文化と西洋文化の違いか、
それとも日本のような無宗教の民族とキリスト教文化圏の違いなのか、わかりませんが。
150度クインカンクスと30度セミセクスタイルのアスペクトについては、
相性の良し悪しは、日本と西洋では判断が分かれるような気がします。
日本人のカップルでは、150度クインカンクスのプログレス・シナストリは、
かなり頻繁にでてきます。
ところが、ハリウッドカップルでは、120度トラインは、
相性のベストマッチの代名詞のように頻繁に出てきますが、
150度クインカンクスは、日本人のようにあまり登場しません。
日本では奥さんのことを「カミさん」と呼びますが、キリスト教文化圏では、
愛する人も人間であって、人間と「カミさん」は、とても一緒になりません。
このあたりで、上下関係につながってくる150度クインカンクスは、
日本と西洋では、相性の良し悪しの判断が分かれるのではないでしょうか。
150度クインカンクスと30度セミセクスタイルのアスペクトは、
文化圏で解釈が異なるような気がします。
いずれにしても、2011年以降の二人のプログレス・シナストリでは、
30度セミセクスタイルは二人の仲を回復させるまでの活躍はしなかったようです。
そして、2011年12月の二人の離婚発表直前のプログレス・シナストリが、
下の表です。

120度トラインなどのソフトアスペクトは姿を消して、
90度スクエアのハードアスペクトが目立ちます。
この頃、二人の間には諍いが絶えなかったと言います。
なぜこんなに対立し喧嘩をするのか、おそらくこの時二人にも、わからなかったでしょう。
人も羨む熱愛カップルが、対立し残念な結末の関係へ。
二人の関係が変わった原因は、プログレス・シナストリのアスペクトの変化にあります。
次回も、ハリウッドカップルを取り上げる予定です。