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占星術でみた7年目の危機?デミ・ムーアさんとアシュトン・カッチャーさんの相性編(2)

ミネルバのふくろうは、今日も黄昏時に飛び立ちます。

こんばんは。
運行中の太陽は、今、獅子座にありますね。
獅子座に太陽がある、占星術の有名人といえば、アラン・レオが真っ先に浮かびそうです。

「近代占星術の父」と呼ばれ、太陽のあるサインで占う、12星座占いの発案者です。
獅子座の太陽で、今回はアラン・レオに少し思いを馳せてみました。

<占星術に捧げた生涯、アラン・レオ>

アラン・レオは、1860年8月7日生まれ、1917年8月30日没。
「モダンアストロロジー」という占星術雑誌の成功で、占星術の大衆普及に貢献しました。
予測ではなく性格の分析を中心にする、心理学的なアプローチ方法を確立しました。

神智学協会の会員で、ブラバツキー夫人提唱の、太陽中心の宇宙観に影響を受けました。
太陽が主要な役割をするという思想から、他の天体の影響を無視した表現に向かいました。
円形のホロスコープ、一日一年法の復興なども、アラン・レオの功績です。

アラン・レオが始めるまでは、12星座占いはなかったのです。
ホロスコープを分析しながら、なぜ他の天体の影響を無視するまでになったのでしょう。
下は、アラン・レオの出生図です。(クリックすると拡大します)

alan_leo_natal

アラン・レオの太陽は獅子座にあり、木星、水星とコンジャクションです。
太陽は12ハウスにあり、神秘主義、隠遁的な傾向にありますが、
木星は12ハウスが居心地が良いので、事業の発展と成功へと導いたのでしょう。
太陽が海王星とのアスペクトがあれば、精神的な傾向がもっと強まったでしょう。

太陽は獅子座14度52分にあり、獅子座サインのちょうど真ん中の位置にあります。
どのサインも真ん中は折れやすく、対向するサインの影響を取り込みます。

獅子座はちょうど中にへこむような形になって、
12ハウスの太陽が、他の天体の影響も限りなく吸い込んでいったのかもしれません。
あるいは太陽が輝き過ぎてしまい、他の天体がかすんでしまったのか?
他の天体は無視されたのではなく、限りなく消えていったような気がします。

晩年は魔術禁止法で有罪判決を受けて、失意のうちに生涯を閉じます。
見えない敵の攻撃と犠牲。占星術に殉教したような、12ハウス太陽の生涯でした。

アラン・レオの伝記については、次のページを参考にしてください。

A biography of Alan Leo, by Kim Farnell



さて今回は、デミ・ムーアさんとアシュトン・カッチャーさんの相性、第二回目です。
二人の相性をさらにみる前に、それぞれの出生図もみておきましょう。

デミ・ムーアさんには、また新しい恋人ができたようですね。
データがそろえば、新しい恋人との相性も見てみたいと思います。

<恋人は日常世界へのアンカー>

下は、デミ・ムーアさんの出生図です。(クリックすると拡大します)

demi_moore_natal

天体のエネルギーをどんな風に使っているのか、
まずはディスポジター(Sole Dispositor)を見てみましょう。
ディスポジター(Sole Dispositor)は、天体の位置するサインの支配星を順に辿ります。

例えば、デミ・ムーアさんの木星は魚座にあり、魚座の支配星、海王星は蠍座にあります。
蠍座の支配星、冥王星は乙女座に……、と辿っていくと、下のようになります。

demi_moore_dispositor


このように天体のエネルギーが最終的に、蠍座の水星と乙女座の冥王星に集約されます。
そして、蠍座の水星と乙女座の冥王星ミューチュアルレセプションです。

水星と冥王星の間で、エネルギーが楽々と行き来することができます。
演技力を深く追求し、感情の深いところから表現することができるのでしょう。

月は牡牛座にあり、エグザルテーション(高揚)です。人気や注目を集める人ですね。
ただし、子供時代は何十回も転居を繰り返し、不幸な幼年時代を送ったようです。

デミ・ムーアさんの出生図には、ひと目でわかる特徴があります。
蠍座にステリウム、太陽、水星、金星、海王星、四つもの天体が集中しています。
しかも蠍座の第8ハウスですから、集中力と役との一体感は相当なものなのでしょう。

デミ・ムーアさんが注目を浴びた映画が、「ゴースト/ニューヨークの幻」なのも、
蠍座第8ハウスのステリウムに頷けます。

美(金星)と若さ(水星)への、追求も止むことがありません。
手術や施術(再生)に、多額の投資をするはずです。

さらに、夢見の海王星が太陽にコンジャクション、月にオポジションなので、
一度入り切ってしまったら、なかなか向こうの世界から抜け出せない。
アルコール中毒の報道もありましたが、自分ひとりで暮らしている限り、
いつも危うい線上をさまよっている。
だから、いつも誰か一緒にいたいのかもしれません。

デミ・ムーアさんにとって、交際相手や結婚相手は、
日常生活につなぎとめてくれるアンカー(錨)のようなものではないでしょうか?

<夢に向かって人知れず努力する>

下は、アシュトン・カッチャーさんの出生図です。(クリックすると拡大します)

ashton_kutcher_natal

天体のエネルギーをどんな風に使っているのか、
アシュトン・カッチャーさんも、ディスポジター(Sole Dispositor)を見てみましょう。
下は、アシュトンさんのディスポジター(Sole Dispositor)です。

ashton_kutcher_dispositor

アシュトン・カッチャーさんには、エネルギーが集約する天体がありません。
蠍座の天王星、天秤座の冥王星、水瓶座の金星。
この三つの天体の間で、エネルギーがぐるぐる廻るループになっています。

日本にもループになる俳優さんがいます。
松田優作さん、豊川悦司さんがそうですが、何か影があるのが特徴ですね。

アシュトン・カッチャーさんの天体品位は、
火星がフォール(下降)、木星、土星がデトリメント(障害)と、あまり良くないのですが、
唯一、蠍座の天王星がエグザルテーション(高揚)です。

天王星のエグザルテーションが蠍座、というのはスッキリと理解しにくいのですが、
天王星が蠍座にある人が言うには、「離れた場所から権力とパワーに向かう」のが、
この感覚だそうです。

アシュトン・カッチャーさんの出生図では、
水瓶座にステリウム、太陽、月、水星、金星と、四つの天体が集中しています。
天王星がエグザルテーションなので、水瓶座天王星のエネルギーが特に強い人なのです。

太陽と月は、冥王星とトライン、天王星とスクエア、海王星とセクスタイルです。
太陽に対して土星外惑星が3つとも同時にアスペクトを作っているので、
こうなりたいと考えている、自分自身への未来図は、並々ならぬものがあるはず。

金星もMCにとても近いので、野望と夢に向かっています。
さらに、太陽は土星とオポジションなので、人知れず努力を積み重ねているのでしょう。
才能(品位)には恵まれなくても、夢を掴もうと努力している青年。
デミ・ムーアさんから見れば、成功への手助けをしたくなるような対象なのでは?

しかし、独立心が強く新しい世界への挑戦をしたくなるのが、
水瓶座天王星エネルギーの強い人の傾向です。

ひとりでは危うい、いつも誰かとつながっていたい、デミ・ムーアさん。
内なる野望を秘め、新世界を夢見て独立心が強い、アシュトン・カッチャーさん。
さてさて、二人の相性は一体、どうなのでしょう?



次回からは、シナストリを中心にして、
デミ・ムーアさんとアシュトン・カッチャーさんの二人の相性をみていきます。

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占星術でみた7年目の危機?デミ・ムーアさんとアシュトン・カッチャーさんの相性編(1)

ミネルバのふくろうは、今日も黄昏時に飛び立ちます。

こんばんは。
いよいよ7月27日から、ロンドンオリンピックが開催されますね。
アスリートたちの華々しい活躍が期待されるところです。・・・ですがですがッ、

マスコットは一つ目。どう見たって不気味な印象です。・・・ロゴマークだって、
「ZION(ザイオン、シオン)」とも読めて、何だかユダヤ的な陰謀の感じがする。
ロンドンオリンピック、本当に大丈夫かッ?と、開会式のチャートを見てみました。

<冥王星の威圧がものものしい雰囲気>

開会式は、現地時間7月27日の21時にスタートします。
しかし、点火される時間が本来のオープニング時間ですので、
開会式がフィナーレに近い、23時00分が下のチャートです。
(クリックすると拡大します)

olympics_london_20120727230000

まず、てっぺんのMC近くの冥王星が目に付きます。なんだか、ものものしい雰囲気です。
極限と地下的で圧倒的なパワーが、頂点とは・・・
一つ目のマスコットどころか、テロ対策で住宅の屋上に地対空ミサイルが配備されました。
メディアでも細かい規制があって、冥王星頂点の圧力の強さが、さもありなん!

また、不和の象徴エリスもアセンダント近くにあるので、
現場の運営にも多少の混乱があるかもしれません。
では、競技はどうでしょう?

<主催国側イギリスにはとても有利>

アスリートの力を引き出す火星が、第6ハウスで天秤座。温和的すぎて縛られている?
いいえ、チーム競技やペア競技なら活力をうまく活かせるのでは?

アセンダントの牡羊座天王星は、第5ハウスの獅子座太陽と120度トラインです。
太陽は獅子座と第5ハウスにあると居心地がいいので、スター的な選手には分がありそう。
前例破りの天王星と目を引くパラスの助けもあって、目覚しい新記録も出そうです。

主催者、ホストを太陽とするなら、イギリス側に有利な展開も沢山ありそうですね。

ものものしい警戒体制の中ですが、
ロンドンを象徴する双子座には木星と金星があります。
平和的で友好的なムードの中、運営され進行されるよう祈ります。


さて、今回からもハリウッドカップルを取り上げます。

今回は、デミ・ムーアさんとアシュトン・カッチャーさんの相性です。
このカップルの離婚の背景には、どんな天体の働きがあったのでしょう?
プログレス・シナストリ(progressed synastry)を使って、二人の相性の変化をみていきます。

<Twitter夫婦と16歳の年齢差>

デミ・ムーア(Demi Moore)さんは、
映画「ゴースト/ニューヨークの幻」で注目を浴び、トップスターの仲間入りをしました。

1987年に、ブルース・ウィリスさんと結婚しました。
その後、13年間の結婚生活を経て3人の娘をもうけ、2000年に離婚しました。

アシュトン・カッチャー(Ashton Kutcher)さんは、
2003年に、MTVの有名人にドッキリを仕掛ける番組『パンクト』にホストとして出演。
2004年にはSF映画『バタフライ・エフェクト』に主演し注目を浴びました。

二人は、2003年4月から交際を始め、2005年9月に結婚しました。
“Twitter夫婦”と呼ばれるくらい、ソーシャルネットワーキングサイトを愛用し、また、
16歳年齢差のカップルとしても有名でした。
2011年11月に離婚声明が発表されて、話題を呼びました。

二人の出生データは、次を使っています。
デミ・ムーアさん       1962年 11月11日14時16分 ロズウェル
アシュトン・カッチャーさん  1978年2月7日12時30分  シーダーラピッズ

<土サインゼロのアシュトンさん>

最初に、四区分、三区分で、二人の全般の相性を見てみましょう。
下の表は、14点法(14 point scale)を使った、二人のエレメント表です。
14点法は、トレーシー・マークスによるものです。
天体以外にアセンダント、MCも加え、全体の合計数14点で評価します。
エレメント、クオリティの特徴が、よりはっきりと出ます。

下は、二人のエレメント表です。

moore_kutcher_element

エレメント表をみると、やはり二人のタイプが分かれました!
そして、アシュトン・カッチャーさんのエレメントにもビックリ!

風のサインが多いアシュトンさんは、爽やかな雰囲気。
でも、それ以上に土のサインがゼロです!

アシュトンさんの初主演の映画が「ゾルタン星人」というコメディSF。
「来るべきアルマゲドンに対して準備をしている」と語ったこともあり、
風が多くて土がゼロという、このある意味奇人的な一面を物語っています。

デミ・ムーアさんも特徴があり、水のサインが7、風のサインが1です。
感情移入が強過ぎるあまり、気分の切り替えが難しそうです。

下は、二人のクオリティ表です。

moore_kutcher_quality

クオリティ表では、二人とも共通してフィクスドが強い!
二人とも、こだわりが強くて頑固です。
でもミュータブルもあるので、意見が衝突しても相手に折れやすそうです。

デミ・ムーアさんのカーディナルが「ゼロ」にも驚きました!
デミ・ムーアさんのアルコール中毒の報道がありましたが、一旦感情移入してしまうと、
その世界から自分では踏み出せず、なかなか抜け出せないのかもしれません。

デミ・ムーアさん水サイン7、アシュトンさん風サイン8とは、
デミ・ムーアさんにとっては、自分自身の平衡感覚を保つために、
アシュトンさんが適度な強風乾燥の役割をしていた、のかもしれません。

エレメント、クオリティとも特徴的な二人ですが、
二人の相性は、どのような恋愛模様が見えてくるのでしょうか?


次回では、二人の出生図、ディスポジターを見ていきます。

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占星術でみた7年目の危機?リース・ウィザースプーンとライアン・フィリップの相性編(3)

ミネルバのふくろうは、今日も黄昏時に飛び立ちます。

こんばんは。
7月13日より天王星が逆行を始めましたね。

<閃いたっ、アハ!見つけた、エウレカ!>

天王星は「エウレカ!」をもたらす天体です。

考えても、考えても、答えが見つからない。
そんな、にっちもさっちもいかない状況に、突然に名案や正解が降ってくる時があります。
それが「エウレカ!」です。

アルキメデスが浮力の原理を発見したとき、興奮して「エウレカ(我見つけたり)!」と、叫びながら走り回ったという、逸話から、この呼び名があります。

同じような内容の「アハ!体験」を紹介しているのが、茂木健一郎さん、です。
茂木健一郎さんの出生図では、天王星は木星、カイロンと180度オポジションです。
そして、天王星は乙女座4.05度にあります。

乙女座5度のサビアンシンボルは、
「自然霊や通常は見えない霊の代理者の存在に気づくようになる人間」です。
日常の中に神秘的な秘密を発見して、確信する(木星)のでしょう。

URANUS The Eureka Factor

天王星が逆行すると、内面的なことに矛先が向かいます。
天王星は牡羊座8度にあり、どのサインも9度には「理解する」意味があります。

放ったらかしにしておいた問題に、突然フラッシュが瞬いたかのように、
打開策が舞い降りてくるかもしれません。
今週は、月が蟹座に入るので、月、火星、天王星、冥王星がグランドクロスになります。
東京で、月と天王星が正確な90度スクエアになるのが、
7月18日午前2時13分ごろ、です。(下の図は、クリックすると拡大します)

aha_eureka_tokyo

閃き(天王星逆行)を、いろんな意見を出して(天秤座火星)、生活レベル(蟹座月)に、落とし込む。
気づき、発見、閃き、展望を開くように活用したい、天体配置です。


さて、今回はリース・ウィザースプーンさんとライアン・フィリップさんの相性、
今回はその第3回目です。

<成長と成功をサポートする>

前回は、二人の実際の関係と、プログレス・シナストリが示す相性が、
どうも食い違っている。
それは、どうしてなのか?ということでした。

食い違いを解消するために、あらためて見直したのが、出生図です。
出生図には人生で展開するすべてが集約されている。
出生図を重ねた二人の二重円、シナストリの全体をよく見直したのです。

恋愛や夫婦関係の相性には、金星と火星、太陽と月のアスペクトを中心に見ます。
プログレス・シナストリには、これらの天体のアスペクトが恋愛関係として表れます。

今回のリースさんライアンさんの関係では、
もっと外側の天体のアスペクトも、相性の対象として見ることにしました。

下は、二人の出生図を重ねた二重円です。
内側の円はリースさん、外側の円はライアンさんの出生図です。
リースさんの側から見た、ライアンさんの影響力です。(クリックすると拡大します)

syng_in_reese_witherspoon_out_ryan_phillippe

リースさんの金星に、ライアンさんの木星が重なっています。
リースさんの金星を、ライアンさんの木星が保護し、そして援助します。

リースの成長と成功をサポートするライアンさん。
ライアンさんはプロデューサー役であり、後見役なのです。
このカップルの恋愛と相性が繋がる特徴は、やっぱりこの関係にあります。

<成功したから関係が終わった>

リースさん出生の金星と、ライアンさん木星のプログレス・シナストリを見て見ましょう。
下は木星を加えた、ライアンさんとリースさんのプログレス・シナストリの表です。
『クルーエル・インテンションズ』で共演した、1998年12月時点のものです。

reesewitherspoon_ryanphillippe_psynastry02

ライアンさん進行の木星と、リースさん出生の金星が、0度コンジャンクションです。
魚座9.42度と9.30度で、とても接近しています。
これはライアンさん進行の木星が、逆行しているからです。

ライアンさん進行の木星と、リースさん出生の金星の、0度コンジャンクション。
このプログレス・シナストリのオーブの変化をグラフにしてみましょう。

相性の始まりと終わりを判定する、プログレス・シナストリのオーブは、2度でした。
しかし、太陽や月など他の天体に比べて、木星は進行図ではあまり動きません。
そこで、相性の始まりと終わりを判定するオーブは、今回は1度とします。

下は、ライアンさん進行の木星とリースさん出生の金星の、オーブ変化のグラフです。
1997年から2010年までの、変化をグラフにしています。

reesewitherspoon_ryanphillippe_psynastry_g03

リースさんとライアンさん、
二人が『クルーエル・インテンションズ』で共演したのが、1998年12月です。
この頃、アスペクトのオーブが0度に近く、最も正確なアスペクトになったときです。

木星と金星の、0度コンジャンクションのアスペクトです。
リースさんの方は金星です。出会った頃は、何て魅力的な男性だと思ったことでしょう。
ライアンさんの方は木星です。ウキウキした心になる、優しい女性だと思ったでしょう。

二人は急速に接近し、1999年に結婚します。
そして、ライアンさん進行の木星が、リースさんの金星に影響力を及ぼしていくのです。
木星の特徴が金星に乗っかるので、リースさんの愛嬌や魅力がどんどん拡張していきます。

演技力(金星)も成長し、リースさんはやがてアカデミー賞主演女優賞を受賞します。
『ウォーク・ザ・ライン/君につづく道』での受賞で、これは2005年のことです。

リースさんの活躍が増える一方で、木星と金星のアスペクトは離れていきます。
相性の終わりの目安となる、オーブ1度になったのが、2010年です。
2010年のオーブ1度に近づいた、2007年に二人の離婚が成立するのです。

相性が終わるタイミングについては、もう一つのアスペクトも働いているようです。
下の図は、木星と金星の0度コンジャンクションのアスペクトに、
ライアンさん出生の火星と、リースさん進行の太陽の150度クインカンクスの、
アスペクトのオーブ変化を加えた、グラフです。

reesewitherspoon_ryanphillippe_psynasrtry_g04

木星と金星のアスペクトを、ベースラインと捉えるとよいでしょう。
火星と太陽のアスペクトが、主旋律です。
ライアンさんは乙女座火星のきめ細やかさで、リースさんの太陽をサポートします。

そのサポートが2度線を下回るのが、2005年。
ハリウッド女優として、リースさんが不動の立場を築いたころです。
この頃から二人の口論が目立ち始め、サポート関係の相性が終わっているのです。

<回路の出生図、電流の進行図、スイッチの経過図>

さらに今回は、ライアンさんのトランジットも見てみましょう。
下は、1998年3月のライアンさんの出生図と経過図です。
サインの内側が出生図、サイン外側が経過図です。(クリックすると拡大します)

ryan_phillippe_natal_transit_1998328

ライアンさん出生の木星に、経過の木星がコンジャクション、重なっています。
保護と恩恵の天体、木星の活動開始の合図です。この頃、二人は共演しています。
リースさんの魚座金星にも、同じ時期に木星が重なり、恋愛がスタートします。

次は、2006年3月のライアンさんの出生図と経過図です。
サインの内側が出生図、サイン外側が経過図です。(クリックすると拡大します)

ryan_phillippe_natal_transit_2006329

ライアンさん出生の木星に、経過の天王星がコンジャクション、重なっています。
保護と恩恵を断ち切って離れていく、ライアンさん旅立ちの合図です。
リースさんの魚座金星にも天王星が重なり、関係が終了します。離婚申請はこの頃です。

こうして見ていくと、
カップルの恋愛関係と相性にもたらす、出生図、進行図、経過図の役割がわかります。

出生図を合わせる二重円は、青写真または回路図だと言えるでしょう。
進行図を合わせた四重円は、実際の恋愛感情、電流が流れる様だと言えます。
経過図は、スイッチのオンオフ、関係の開始と終わりのタイミングの役割、をするのです。

<破局ではなくプロジェクトの解消>

リースさんとライアンさん、
二人の関係に浮び上がってきたテーマも、明確になりました。
二人の関係は男女の恋愛関係よりも、保護と育成、サポートする側と求める側の関係です。

ライアンさんの木星に、スイッチが入った頃に、リースさんとの関係が始まりました。
また、木星のスイッチが切れた頃に、リースさんとの関係も終了したのです。
ライアンさんは木星効果で、リースさんを開運していく役割だったと言えるでしょう。
(「開運男子」を何と呼びましょう?「アゲメン」?それとも「アゲオクン」?)

リースさんが不動の立場を築き、育成のテーマが完了した段階で、関係が終了したのです。
プログレス・シナストリでは、関係が終了した以降でもアスペクトが、続いていました。
しかし、ライアンさん側は太陽で、ライアンさんをサポートするアスペクトになり、
二人の関係のテーマには合わないため、二人の相性は再開しなかったのです。

しかし、リースさんが全くサポートされる側の立場ばかりでもなかったようです。
もう一度、二人のプログレス・シナストリ表を見てみましょう。

reesewitherspoon_ryanphillippe_psynastry02

リースさん出生の木星と、ライアンさん出生の月と金星が120度トラインです。
協調するアスペクトの木星で、ライアンさんの金星がフォローされます。
ライアンさんも結婚期間中に、リースさんと同じようにアイドル的な人気を博しました。リースさんも開運の役割を担っていた、と言えます。

木星という天体で、交互に恩恵を与え合う二人の関係は、
男女の関係よりも、むしろビジネス的なパートナーの関係に近い、と言えるでしょう。

ですから、二人の離婚は破局ではありません。
目的とテーマが達成されたので、満足してプロジェクトを解消することに似ています。
こうしたビジネス的な色合いの濃い男女関係は、ハリウッドに多いのかもしれませんね。


次回も、またハリウッドカップルを取り上げる予定です。

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占星術でみた7年目の危機?リース・ウィザースプーンとライアン・フィリップの相性編(2)

ミネルバのふくろうは、今日も黄昏時に飛び立ちます。

こんばんは。
天体配置が及ぼす影響力の強さには、あらためて驚かされます。
6月24日の天王星と冥王星が90度スクエアになる、カーディナル・クロスの日から、
与党の分裂があり。そして、市民運動の盛り上がり。

なんだか日本も騒然とした雰囲気になってきました。
この騒然とした雰囲気が、2015年まで続くカーディナル・クロスの時代意識なのでしょう。

<天王星と冥王星の会合周期のクレッセント>

カーディナル・クロスについては、
前に、天王星と冥王星の会合周期(synodic cycle)のことを書きました。

太陽を中心にした公転運動から見れば、天王星と冥王星のアスペクトも、
月相(lunar phase)と同じように、新月→クォーター→満月→クォーターと変化します。

月相(lunar phase)は、実はもう少し表情豊かに変化します。
新月→クレッセント→クォーター→ギボス→満月
→ディセミネイティング→クォーター→バルサミックと、月相は変わります。

クレッセントは、例えば45度から90度の範囲と、ある程度の幅があるのですが、
ここではもっと簡潔に俯瞰してみるために、次のように設定してみましょう。

クレッセント       45度
ギボス         135度
ディセミネイティング  225度(135度)
バルサミック      315度(45度)

下は、月相の変化を図にしたものです。

synodic_figure

今回の天王星、冥王星の会合周期(synodic cycle)で、
新月、0度コンジャンクションになったのが、1966年1月7日でした。

この時、天王星、冥王星は乙女座16度にありました。
サビアンシンボルは、乙女座17度「ウィジャ盤(西洋コックリさん)」です。

このサビアンシンボルから、
無意識からのメッセージや直感を大切にした、
霊的な生活への転換が社会的に始まることが、今回の会合周期だろうと書きました。

では、新月から次の月相のクレッセント、
天王星、冥王星が45度になったのはいつでしょうか?

これは、1986年12月24日です。
(なお天体暦はastro.comのSwiss Ephemerisを使用しています。下記ページ参照。
Swiss Ephemeris for Users )

この時、天王星は射手座22度、冥王星は乙女座7度にありました。
射手座22度のサビアンシンボルは、「移民が入国する」です。
クレッセントは、新月で与えられた新しいテーマが、発芽するときです。

1986年は、バブル経済が始まったころですね。
そして、4年後の1990年にバブル崩壊が始まりました。
まさに「移民が入国する」ように、外国金融資本が日本に参入してきたのも、
ちょうどこの頃です。

クレッセントの次の月相、天王星、冥王星が会合周期でファーストクォーターになるのは、
2013年11月23日です。
このとき、天王星が牡羊座11度、冥王星が山羊座11度にあります。

サビアンシンボルは、牡羊座12度「野生の鴨の群れ」と、
山羊座12度「講義をする自然の学徒」です。

12という数字は、ひとつのサイクルが完結を示す数字です。
占星術のサインが12あるように、12に到達することで一つのサイクルを巡り終えます。
そして、私たちはひとつの世界観に到達し、理解の境地に到達します。

今回の首相官邸前のデモは、60年代の頃にない、ひとつの特徴があるそうです。
警察との衝突もない、紳士的で自制した、とても静かな行動だそうです。
「12度」という静かな度数が影響しているのでしょうか?

今回の天王星、冥王星のカーディナル・クロスは、社会的にも大きな変化があるでしょう。
しかし一方で、より霊的な意識や生活に目覚める人々が沢山現れる。
それが、今回の会合周期の、ファーストクォーターの特徴なのかもしれません。

<トム・クルーズとケイティ・ホームズ>

そして、最近の話題をもう一つ。
トム・クルーズさんとケイティ・ホームズさんとの離婚申請が報道されました。
ビッグカップルだけに、今後の注目を集めるところでしょう。

ケイティ・ホームズさん出生図の特徴の一つが、
蠍座の金星、天王星と獅子座の月、木星が90度スクエアであること。
深く結びつき愛されたいという気持ちと、賞賛され自分を認めてもらいたいという、
気持ちがぶつかり、その間で揺れ動きます。

トム・クルーズさん出生図の特徴の一つが、
乙女座の冥王星と、魚座の木星が180度オポジションであること。
権力や成功に強いこだわりがあり、宗教や哲学にのめり込みます。

二人が結婚した頃、海王星は水瓶座にありました。
ケイティさん蠍座の金星と獅子座の月は、海王星とTスクエアの形になり、
自分自身の拠り所を求める、ちょうど自分探しの時期でした。
ケイティさんが出した結論が、王子様とのロマンス、トム・クルーズさんとの結婚でした。

しかし、結婚生活はトムさんの意見に支配され続けました。
彼が信奉する宗教への信心は、もちろん、身につける衣服にまで命令され続けます。

しかし、牡羊座の天王星、山羊座の冥王星がスクエアになり、
ケイティさんの自己主張、山羊座の火星を刺激しました。

ケイティさんが抑圧してきた、自立と自信を取り戻すこと。
これが今回の、ケイティさんからの離婚申請の原因のひとつのようです。

ケイティの出生図とトランジットについて詳細に書いているのが、下のページです。

katie-holmes-free-at-last

機会があれば、プログレス・シナストリでみた二人の記事を書いてみたいと思います。

<何かと二人は衝突する?>

さて、今回はリース・ウィザースプーンさんとライアン・フィリップさんの相性、
その第2回目です。

今回は、まず出生図を重ねたシナストリ、二重円から相性をみていきましょう。
下は、リース・ウィザースプーンさんとライアン・フィリップさんの二重円を、
表にしたものです。

reesewitherspoon_ryanphillippe_synastry

アスペクトを作っている天体同士で、色分けしています。
オレンジは、60度セクスタイル、ブルーは、90度スクエア、
グリーンは、150度クインカンクスです。

90度スクエアの組合せが多いのが、二人のシナストリの特徴です。
協調的なアスペクトが、ライアンさんの乙女座金星とリースさんの蟹座火星の、
60度セクスタイルのアスペクトです。

一方、ライアンさん乙女座火星とリースさんの蟹座火星は、90度スクエアです。
乙女座と蟹座で、サイン同士は60度セクスタイルで和らぐものの、
火星同士の90度アスペクトなので、何かと意見の衝突がありそうです。

また、リースさんの牡羊座太陽とライアンさんの蟹座月も、90度スクエアです。
ライアンさんの月が、感受性の高まる蟹座なので、
リースさんの一方的な言動には、ヒヤヒヤしたり傷つく場面も多かったのでしょう。

ここまでだと、一見、相性はむしろ合わないカップルのように見えますが、
特徴的なのが、ライアンさんの乙女座金星とリースさんの牡羊座太陽の、
150度クインカンクスのアスペクトです。

<ライアンさんが後見役>

150度クインカンクスのアスペクトでは、後にくるサインの方が後見的な立場になります。
タレントとプロデューサーの恋愛では、才能を育てるプロデューサー側。
年齢差のあるカップルだったら、頼りがいのある年上の側です。

リースさんの太陽が牡羊座、ライアンさんの金星が乙女座なので、
ライアンが献身的なくらいリースの意見や我儘まで叶えてあげていた、ように思います。
リースの成長と成功をサポートするライアンさん。
このカップルの恋愛と相性が繋がる特徴は、ここにあります。

次に、二人のプログレス・シナストリをみていきましょう。
プログレス・シナストリ(progressed synastry)について、簡単に説明しておきます。

カップルの相性をみるのに、二人のホロスコープを重ねて、二重円をつくります。
これが普通に言う、シナストリ(synastry)です。
プログレス・シナストリ(progressed synastry)は、これに二人の進行図を加えます。
つまり、四重円になります。
(進行法の計算は、一日一年法です。)

進行図の天体が動くことで相性が変化し、カップルの恋愛が始まります。
恋に落ちる理由は、プログレス・シナストリに表れます。
そして、カップルの交際が終わるときも、進行図の天体の動きと一致しているのです。

シナストリ(synastry)だけではわからなかった、二人の相性の変化が見えてくるのが、
プログレス・シナストリ(progressed synastry)です。

下は、ライアンさんとリースさんのプログレス・シナストリを表にしたものです。
『クルーエル・インテンションズ』で共演した、1998年12月時点のものです。

reesewitherspoon_ryanphillippe_psynastry01

色塗りの組合せは、アスペクトを作っている天体同士です。
イエローが、180度オポジション、グリーンが150度クインカンクス、
ブルーが90度スクエアです。

プログレス・シナストリ(progressed synastry)で、相性を判断するときの基準があります。
アスペクトのオーブがプラス・マイナス2度に近づいたときが、
相性の始まりと終わりを告げるシグナルになりやすい、ことです。

例えば、女性側の進行の金星と男性側の出生の火星のアスペクトが、
120度トラインに近づいて、あと2度(118度か122度)のときに、
カップルの相性が高まって、交際が始まるケースが多いのです。

また、正確な120度トラインから2度離れた時(122度か118度)、
カップルの気持ちも離れて、交際が終わるケースも多いのです。

オーブ2度以内になっているアスペクトは、
ライアンさん進行の天秤座太陽と、リースさん出生の魚座金星の
150度クインカンクスのアスペクト。
ライアンさん進行の魚座金星と、リースさん出生の牡羊座太陽の、
180度オポジションのアスペクト。

この頃の1998年12月時点は、結婚する直前の、二人の愛情も高まっているときです。
アスペクトは決して多くありませんが、150度クインカンクスのアスペクトは、
ライアンさんが天秤座太陽、リースさんが魚座の金星ですので、
リースさんがライアンさんをサポートする形になっています。

しかし、ライアンさんの太陽は進行しますので、
このアスペクトのオーブは2度以内から離れていきますので、
このアスペクトの相性期間は間もなく終わります。

代わりに、オーブ2度以内に近づくのが、
ライアンさん進行の天秤座太陽と、リースさん進行の蟹座火星の、
90度スクエアのアスペクトです。

太陽と火星のスクエアですから、二人は衝突し合います。
結婚して間もなく、二人一緒にカウンセリングを受けていたそうですが、
このスクエアのため、衝突していたからではないでしょうか。

この頃の1997年から2005年までの、二人のアスペクトの変化をグラフにしたのが、下の図です。

reesewitherspoon_ryanphillippe_psynastry_g01

ライアンさんがサポートされる側の、
ライアンさん天秤座の太陽と、リースさん魚座の金星の150度のアスペクトは、
結婚して間もなくの1999年には、2度以内から離れていき、相性期間が終わります。

また同時に、ライアンさん進行の蟹座火星と、リースさん出生の牡羊座太陽の、
90度スクエアのアスペクトが2度以内に入ってきていく様子もわかります。

<離婚申請の後の方が相性が良い?>

しかし、このグラフからでは二人の相性の様子はあまり良さそうには見えません。
太陽と火星のスクエアでは、二人がスポーツや競技で試合をしているかのようで、
どうも恋愛のような、甘いロマンスの関係には見えません。

そして、下の図も見てください。
離婚申請の2006年以降からの、二人のプログレス・シナストリのグラフです。

reesewitherspoon_ryanphillippe_psynastry_g02

2006年から2010年までの、プログレス・シナストリですが、
これは離婚申請の後ですが、こちらの方がむしろ相性が良さそうに見えます。

ライアンさん側の天体が、太陽と火星。男性的な自己主張の天体です。
リースさん側の天体が、金星のみ。3つのアスペクトで影響を受けるので、
この時のリースさんの金星は特に活性化されたはず。
リースさん恋心の金星が刺激されるので、二人の相性はさらに強まったはず。

でも、この相性が高まる期間を待たずに、現実には二人の離婚が成立します。
恋愛の現実とプログレス・シナストリが食い違うのは、どうしてなのでしょう?
プログレス・シナストリが、有効でないケースなのでしょうか?

ベルナデッテ・ブレイディ著書の、ある一節が頭をよぎりました。
これは、”Predictive Astrology The Eagle and the Lark” (Bernadette Brady) に、
書かれています。

Predictive Astrology: The Eagle and the LarkPredictive Astrology: The Eagle and the Lark
(1998/12)
Bernadette Brady

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「とても僅かな割合だが、100人中の5、6人の割合で、出生図がトランジットにも、
進行の天体にも反応しないケースに出くわすことがある。
時には、占星術研究者の自信を打ち砕くケースがある。」

リース・ウィザースプーンさんとライアン・フィリップさん、二人のケースは、
この進行法に反応しない、ごくまれなケースの出生図なのでしょうか?
だとすれば、二人の恋愛にはプログレス・シナストリが使えないことになります。


いろいろ逡巡した挙句、
二人のプログレス・シナストリから、また新しい方法を試してみました。

その方法の結果から見えてきたのは、相性の良し悪しだけではなく、
二人の恋愛には、一貫した「ひとつのテーマ」がある、ということです。
その「テーマ」のために出会い、「テーマ」完了後に散開する恋愛もある、ようです。

これは、リース・ウィザースプーンさんとライアン・フィリップさんの、
二人のケースだけに限らないでしょう。

愛し合い結婚までに至る二人には、その関係に至るまでのテーマがある。
これまで分析してきた中で見えてきた、新たな発見、です。

ここまで、長くなりました。
詳しい内容は、次回に続きます。


次回も、プログレス・シナストリを中心に、
リース・ウィザースプーンさんとライアン・フィリップさんの二人の相性をみていきます。

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テーマ : 恋愛と占星術
ジャンル : 恋愛

プロフィール

茜鳥ジュン

Author:茜鳥ジュン
西洋占星術研究者。西洋占星術と人間関係の関連を研究し、プログレス・シナストリに出会う。プログレス・シナストリに、恋愛の始まりと終わりがはっきり示されていることに魅了され研究している。
著書は『恋愛占星術プログレス・シナストリ入門 すてきなパートナーを見つけたいあなたに』(Kindle版)。日本でこの技法を初めて紹介した著作。
中学で雑誌「コズモ」を購読、大学で各精神世界研究会に参加していたので、超常現象やスピ歴は40年以上になる。

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