眞鍋かをりさん吉井和哉さんの相性を占星術プログレス・シナストリでみました(1)
ミネルバのふくろうは、今日も黄昏時に飛び立ちます。
こんばんは。
最近、カルロス・カスタネダの「ドンファン」シリーズが新装出版されましたね。
文化人類学者カスタネダが、メキシコインディアンの呪術師ドンファンに弟子入りして、
新たな意識に目覚めていく様は、私も憧れてよく読み耽ったものです。
<60's 2.0-60年代は蘇えるか>
「ドンファンの教え」の原著が出版されたのが1968年。
この頃はベトナム反戦運動が吹き荒れ、キング牧師が暗殺、日本では全共闘運動から、
大学がバリケード封鎖されていました。映画「イージーライダー」が公開、
カスタネダもカウンターカルチャーの旗手として位置づけられていました。
市民運動に関連している、とされるこの頃の天体配置が、
乙女座天王星と冥王星の0度コンジャクション、魚座土星の180度オポジションです。
権威の土星に対して、抵抗の天王星と極限の冥王星が、
まさにカウンター(反抗)の位置にあったのです。
2012年6月から、また同じような配置が廻ってきます。
今回は、牡羊座天王星と山羊座冥王星が90度スクエアの配置になります。
60年代と関連づけて、シックスティーズ2.0と呼ぶ占星術研究者もいます。
果たして、市民運動とカウンターカルチャーは再び盛り上がりをみせるのでしょうか。
さて今回は、眞鍋かをりさんと吉井和哉さんの相性です。
二人の交際は2月に週刊誌に報道されました。二人の出会いは2011年の秋だそうです。
二人の出生データは、次を使っています。
眞鍋かをりさん 1980年 5月31日 1時09分 西条市
吉井和哉さん 1966年10月8日 7時48分 東京
なお、以前(旧所属事務所時)に使われていた、眞鍋かをりさんの出生データは、
1981年3月31日1時09分生まれでした。
これで計算すると、アセンダントは山羊座6度になります。
サビアンシンボルでは、「暗い森に続く道に横たわっている10本の丸太」です。
これは、社会のために犠牲になる人柱、という意味があります。
旧所属事務所とは泥沼の法廷闘争となりましたので、たとえ偽データでも、
使っているうちに、それなりに真実味を帯びてくるのではないか、と
今回思った次第です。
<こだわり派吉井さんを眞鍋さんが上手に包みこむ>
最初に、四区分、三区分で、二人の全般の相性を見てみましょう。
下の表は、14点法(14 point scale)を使った、二人のエレメント表です。
14点法(14 point scale)は、トレーシー・マークスによるものです。
エレメント、クオリティの特徴が、よりはっきりと出ます。

エレメント表では、ミュージシャンらしく、吉井さんは水のサインが強いとわかります。
眞鍋さんは火と風のサインが強いようですが大きな差はなく、むしろ均等に近いようです。
下の表は、二人のクオリティ表です。
吉井さんは、作曲や創作に関わるタイプのように、フィクスドが強いですね。
オーディオマニアで、高価なシステムが揃っているそうです。
眞鍋さんは突出してミュータブルが強く、好奇心旺盛でいろんな知識を吸収する方ですね。
体も柔軟性が高いそうです。
こだわり派の吉井さんの頑固な一面も、眞鍋さんは上手に包みこむことでしょう。

二人の相性をさらにみる前に、それぞれの出生図もみておきましょう。
特に「ブログの女王」と呼ばれtwitterでも人気を博す、
眞鍋さんの秘密も探ってみたいところです。
<眞鍋さんの天体エネルギーは水星に集約される>
下は、眞鍋かをりさんの出生図です。(クリックすると拡大します)

天体のエネルギーをどんな風に使っているのか、
まずはディスポジター(Sole Dispositor)を見てみましょう。
ディスポジター(Sole Dispositor)は、天体の位置するサインの支配星を順に辿ります。
例えば、眞鍋さんの天王星は蠍座にあります。蠍座の支配星、冥王星は天秤座にあります。
天秤座の支配星、金星は蟹座に……、と辿っていくと、下のようになります。
天王星/蠍座→冥王星/天秤座→金星/蟹座→月/射手座→木星/乙女座→水星/双子座
海王星/射手座↑
土星/乙女座↑
火星/乙女座↑
太陽/双子座↑
このように天体のエネルギーが最終的に、双子座の水星に集約されます。
勉強したり文章を書いたりすることに、こだわりや価値観の基準があるのでしょう。
人生はいつも勉強の連続なのよ、とも言いたげです。
そして水星は第4ハウスにあります。
第4ハウスは家庭や生活なので、日常の何気ない些細なことをうまく拾ってきます。
そして水星は、射手座の月と乙女座の土星と、Tスクエアです。
拾ってきた題材は、大衆や一般に(月)に受けるように、
少しオーバー気味に面白おかしい(射手座)ネタに仕立てられます。
微妙に(乙女座)結末を調節(土星)し、スパイスを効かせるのでしょう。
眞鍋さんは才媛ながら、嫌味がないどころか人気が高いのは、
双子座の水星と射手座の月とのキャッチボールが、上手くされているからでしょう。
<吉井さんの天体エネルギーは3つのグループに>
下は、吉井和哉さんの出生図です。(クリックすると拡大します)

天体のエネルギーをどんな風に使っているのか、
吉井さんも、ディスポジター(Sole Dispositor)を見てみましょう。
ディスポジター(Sole Dispositor)は、天体の位置するサインの支配星を順に辿ります。
吉井さんの土星は魚座にあります。魚座の支配星、海王星は蠍座にあります……、
と辿っていくと、下のようになります。
1.土星/魚座→海王星/蠍座→冥王星/乙女座
天王星/蠍座↑ ↑ ↓
水星/蠍座
2.火星/獅子座→太陽/天秤座→金星/天秤座
木星/獅子座↑
3.月/蟹座
吉井さんのディスポジターは、眞鍋さんのように一つの天体に集約されません。
乙女座の冥王星と蠍座のミューチュアルレセプション、天秤座の金星、蟹座の月の、
3つになりました。
このようにグループに分かれる場合は、価値判断の基準も複数あるので、
物事の決断が遅くなる、とされます。
私も、ディスポジターは3つのグループになります。
しかし、決断が遅い、というよりも
私自身の感覚では、3つの基準をすべて満たす条件が見つかるまで探す、あるいは待つ、
という感じです。
物事を多面的に見る、というのが近いようです。
決して、早い遅いだけの問題ではないように思います。
吉井さんも、ミューチュアルレセプションを含む、
3つの判断基準をすべて満たすような、作品に取り組まれているのではないでしょうか。
吉井さんの出生図には、カイト(凧)と呼ばれる図形があります。
蟹座の月、蠍座の海王星、魚座の土星が、水のトライン。
魚座の土星に対して、180度オポジションになるのが、乙女座の天王星と冥王星です。
こうしたカイトの場合、人生の目的がオポジションの軸に示される、と言います。
吉井さんの場合、魚座の土星への乙女座の天王星と冥王星、が人生のテーマになります。
天王星も冥王星も、惑星の年齢域からすれば老後か死の間際になるくらいの、
遠大なテーマですので、このオポジションを使いこなせるようになるには、
まだまだ時間がかかるかもしれません。
しかし、吉井さんのクオリティはフィクスドが強いので、じっくり派。
また、ディスポジターも3つの基準を満たす解を求める、統合タイプ。
図形(configuration)も、人生の後半期に重点がある、熟成派、
ですので、これからが人生探求の本番なのかもしれません。
<出会いは学びと気づきのためにも>
眞鍋さんのクオリティはミュータブルが突出した反射型。
ディスポジターも、水星ひとつの天体に集約されるので、即断即決タイプ。
じっくり派の吉井さんとは異なるタイプのように見えても、二人には共通点があります。
眞鍋さんは、Tスクエアに含まれる、月、海王星と水星、金星のオポジション。
吉井さんは、カイトに含まれる、土星と天王星、冥王星のオポジション、です。
また、眞鍋さんのTスクエアに含まれる、月、海王星、土星は、
吉井さんの出生図では、グランドトラインを作っています。
二人の出生図とその特徴をみていくと、恋愛だけに終始しない、
人生の学びのようなものがうっすら浮かんでくるような気がします。
男女の出会いから生まれるのは恋愛だけでなく、
人生の学びと気づきのために、その人に出会うのかもしれません。
次回は、眞鍋かをりさん吉井和哉さんの相性を、さらにみていく予定です。
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こんばんは。
最近、カルロス・カスタネダの「ドンファン」シリーズが新装出版されましたね。
文化人類学者カスタネダが、メキシコインディアンの呪術師ドンファンに弟子入りして、
新たな意識に目覚めていく様は、私も憧れてよく読み耽ったものです。
<60's 2.0-60年代は蘇えるか>
「ドンファンの教え」の原著が出版されたのが1968年。
この頃はベトナム反戦運動が吹き荒れ、キング牧師が暗殺、日本では全共闘運動から、
大学がバリケード封鎖されていました。映画「イージーライダー」が公開、
カスタネダもカウンターカルチャーの旗手として位置づけられていました。
市民運動に関連している、とされるこの頃の天体配置が、
乙女座天王星と冥王星の0度コンジャクション、魚座土星の180度オポジションです。
権威の土星に対して、抵抗の天王星と極限の冥王星が、
まさにカウンター(反抗)の位置にあったのです。
2012年6月から、また同じような配置が廻ってきます。
今回は、牡羊座天王星と山羊座冥王星が90度スクエアの配置になります。
60年代と関連づけて、シックスティーズ2.0と呼ぶ占星術研究者もいます。
果たして、市民運動とカウンターカルチャーは再び盛り上がりをみせるのでしょうか。
さて今回は、眞鍋かをりさんと吉井和哉さんの相性です。
二人の交際は2月に週刊誌に報道されました。二人の出会いは2011年の秋だそうです。
二人の出生データは、次を使っています。
眞鍋かをりさん 1980年 5月31日 1時09分 西条市
吉井和哉さん 1966年10月8日 7時48分 東京
なお、以前(旧所属事務所時)に使われていた、眞鍋かをりさんの出生データは、
1981年3月31日1時09分生まれでした。
これで計算すると、アセンダントは山羊座6度になります。
サビアンシンボルでは、「暗い森に続く道に横たわっている10本の丸太」です。
これは、社会のために犠牲になる人柱、という意味があります。
旧所属事務所とは泥沼の法廷闘争となりましたので、たとえ偽データでも、
使っているうちに、それなりに真実味を帯びてくるのではないか、と
今回思った次第です。
<こだわり派吉井さんを眞鍋さんが上手に包みこむ>
最初に、四区分、三区分で、二人の全般の相性を見てみましょう。
下の表は、14点法(14 point scale)を使った、二人のエレメント表です。
14点法(14 point scale)は、トレーシー・マークスによるものです。
エレメント、クオリティの特徴が、よりはっきりと出ます。

エレメント表では、ミュージシャンらしく、吉井さんは水のサインが強いとわかります。
眞鍋さんは火と風のサインが強いようですが大きな差はなく、むしろ均等に近いようです。
下の表は、二人のクオリティ表です。
吉井さんは、作曲や創作に関わるタイプのように、フィクスドが強いですね。
オーディオマニアで、高価なシステムが揃っているそうです。
眞鍋さんは突出してミュータブルが強く、好奇心旺盛でいろんな知識を吸収する方ですね。
体も柔軟性が高いそうです。
こだわり派の吉井さんの頑固な一面も、眞鍋さんは上手に包みこむことでしょう。

二人の相性をさらにみる前に、それぞれの出生図もみておきましょう。
特に「ブログの女王」と呼ばれtwitterでも人気を博す、
眞鍋さんの秘密も探ってみたいところです。
<眞鍋さんの天体エネルギーは水星に集約される>
下は、眞鍋かをりさんの出生図です。(クリックすると拡大します)

天体のエネルギーをどんな風に使っているのか、
まずはディスポジター(Sole Dispositor)を見てみましょう。
ディスポジター(Sole Dispositor)は、天体の位置するサインの支配星を順に辿ります。
例えば、眞鍋さんの天王星は蠍座にあります。蠍座の支配星、冥王星は天秤座にあります。
天秤座の支配星、金星は蟹座に……、と辿っていくと、下のようになります。
天王星/蠍座→冥王星/天秤座→金星/蟹座→月/射手座→木星/乙女座→水星/双子座
海王星/射手座↑
土星/乙女座↑
火星/乙女座↑
太陽/双子座↑
このように天体のエネルギーが最終的に、双子座の水星に集約されます。
勉強したり文章を書いたりすることに、こだわりや価値観の基準があるのでしょう。
人生はいつも勉強の連続なのよ、とも言いたげです。
そして水星は第4ハウスにあります。
第4ハウスは家庭や生活なので、日常の何気ない些細なことをうまく拾ってきます。
そして水星は、射手座の月と乙女座の土星と、Tスクエアです。
拾ってきた題材は、大衆や一般に(月)に受けるように、
少しオーバー気味に面白おかしい(射手座)ネタに仕立てられます。
微妙に(乙女座)結末を調節(土星)し、スパイスを効かせるのでしょう。
眞鍋さんは才媛ながら、嫌味がないどころか人気が高いのは、
双子座の水星と射手座の月とのキャッチボールが、上手くされているからでしょう。
<吉井さんの天体エネルギーは3つのグループに>
下は、吉井和哉さんの出生図です。(クリックすると拡大します)

天体のエネルギーをどんな風に使っているのか、
吉井さんも、ディスポジター(Sole Dispositor)を見てみましょう。
ディスポジター(Sole Dispositor)は、天体の位置するサインの支配星を順に辿ります。
吉井さんの土星は魚座にあります。魚座の支配星、海王星は蠍座にあります……、
と辿っていくと、下のようになります。
1.土星/魚座→海王星/蠍座→冥王星/乙女座
天王星/蠍座↑ ↑ ↓
水星/蠍座
2.火星/獅子座→太陽/天秤座→金星/天秤座
木星/獅子座↑
3.月/蟹座
吉井さんのディスポジターは、眞鍋さんのように一つの天体に集約されません。
乙女座の冥王星と蠍座のミューチュアルレセプション、天秤座の金星、蟹座の月の、
3つになりました。
このようにグループに分かれる場合は、価値判断の基準も複数あるので、
物事の決断が遅くなる、とされます。
私も、ディスポジターは3つのグループになります。
しかし、決断が遅い、というよりも
私自身の感覚では、3つの基準をすべて満たす条件が見つかるまで探す、あるいは待つ、
という感じです。
物事を多面的に見る、というのが近いようです。
決して、早い遅いだけの問題ではないように思います。
吉井さんも、ミューチュアルレセプションを含む、
3つの判断基準をすべて満たすような、作品に取り組まれているのではないでしょうか。
吉井さんの出生図には、カイト(凧)と呼ばれる図形があります。
蟹座の月、蠍座の海王星、魚座の土星が、水のトライン。
魚座の土星に対して、180度オポジションになるのが、乙女座の天王星と冥王星です。
こうしたカイトの場合、人生の目的がオポジションの軸に示される、と言います。
吉井さんの場合、魚座の土星への乙女座の天王星と冥王星、が人生のテーマになります。
天王星も冥王星も、惑星の年齢域からすれば老後か死の間際になるくらいの、
遠大なテーマですので、このオポジションを使いこなせるようになるには、
まだまだ時間がかかるかもしれません。
しかし、吉井さんのクオリティはフィクスドが強いので、じっくり派。
また、ディスポジターも3つの基準を満たす解を求める、統合タイプ。
図形(configuration)も、人生の後半期に重点がある、熟成派、
ですので、これからが人生探求の本番なのかもしれません。
<出会いは学びと気づきのためにも>
眞鍋さんのクオリティはミュータブルが突出した反射型。
ディスポジターも、水星ひとつの天体に集約されるので、即断即決タイプ。
じっくり派の吉井さんとは異なるタイプのように見えても、二人には共通点があります。
眞鍋さんは、Tスクエアに含まれる、月、海王星と水星、金星のオポジション。
吉井さんは、カイトに含まれる、土星と天王星、冥王星のオポジション、です。
また、眞鍋さんのTスクエアに含まれる、月、海王星、土星は、
吉井さんの出生図では、グランドトラインを作っています。
二人の出生図とその特徴をみていくと、恋愛だけに終始しない、
人生の学びのようなものがうっすら浮かんでくるような気がします。
男女の出会いから生まれるのは恋愛だけでなく、
人生の学びと気づきのために、その人に出会うのかもしれません。
次回は、眞鍋かをりさん吉井和哉さんの相性を、さらにみていく予定です。
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