中越典子さん永井大さんの相性を占星術プログレス・シナストリでみました(1)
ミネルバのふくろうは、今日も黄昏時に飛び立ちます。
こんばんは。
現在運行中の土星は、10月6日から蠍座に入りました。
(これはトロピカル方式での計算なので、サイデリアル方式では土星は天秤座にあります)
蠍座の力が強まると、人間関係や恋愛はより深い結びつきが好まれるようになります。
心の奥深くにまで達するような、強い影響力の相手。
それまでの自分自身を変えてしまうほどの、変容力の強い人間関係などが、
これからの数年間のテーマになりそうです。
土星は28年から30年周期で運行します。
一番最近で土星が蠍座にあったのは、1982年から1985年までです。
この頃の世相を振り返ってみることで、土星蠍座の雰囲気の一端も窺ってみましょう。
<戦メリ、ブレードランナー、ガンダム。カルトな1982年。>
まず、この頃ヒットした連続ドラマに「金曜日の妻たちへ」が挙げられるでしょう。
「不倫」を題材にしたドラマで、「禁じられた恋」は蠍座に繋がるテーマです。
同じく「禁じられた」題名では、坂本龍一さんの「Forbidden Colours」があります。
これは、1983年に公開された映画「戦場のメリークリスマス」サントラが原曲です。
世界的に活躍する坂本龍一さんの代表曲ですが、30年経った今も色褪せない名曲です。
映画では、1982年公開の「ブレードランナー」を取り上げたい。
SF映画の金字塔と評される傑作で、カルト的な人気は30年後の今も高まるばかりです。
舞台設定は、2019年のロスアンゼルス。
酸性雨が降り続く都会の夜景の漆黒さは、深い海の底を漂っているようです。
深層心理の深みを覗いているようなほの暗さは、蠍座に共通するものがあります。
カルト的な人気で外せないのが「機動戦士ガンダム」です。映画公開は1981年から82年。戦闘の果ての行き着く先に、人類の革新「ニュータイプ」が覚醒するコンセプトです。
これは変容(transformation)という、冥王星と蠍座のコンセプトに共通します。
「戦場のメリークリスマス」「ブレードランナー」「機動戦士ガンダム」。
30年経ても注目される、これら不朽の傑作は1982年頃に世に出ています。
この1982年から1985年までのころは、後後まで語り継がれる、
人間の深層を問う傑作が輩出された、一つの文化の黄金期だったのかもしれません。
私はこの頃、京都で学生時代を過ごしていました。
松岡正剛氏の「遊」、カスタネダやグルジェフを手に携えて京の町を歩き、
リアルタイムでその時代の空気を満喫していました。
占星術や精神世界の著作も多く、今や精神世界の大御所と評されるあの方が、
少人数ながら先駆的な研究会の活動をされていたのも、この頃でした。
自費出版の著作や研究会は、私だけでなくきっと多くの方に多大な影響を与えたはずです。
あれから30年。
また廻ってきた土星蠍座のこの時代に、新たな伝説的な傑作が生まれ出るのでしょうか。
<サイデリアル方式とトロピカル方式で特徴を見る>
さて、前回までのハリウッドカップルから、今回からは、また日本のカップルです。
今回は、結婚も直前と噂される、中越典子さん永井大さんの相性です。
二人は、2010年放送の「サラリーマン金太郎2」の共演から、交際が始まりました。
二人がデートする仲の良い様子が、先ごろ週刊誌に報じられたばかりです。
プログレス・シナストリで見ると、とても長い相性期間になりそうな、二人です。
二人の出生データは、次を使っています。
中越典子さん 1979年 12月31日 12時00分(時間不明) 佐賀市
永井 大さん 1978年 5月20日 10時27分 糸魚川市
最初は四区分、三区分で、二人の全般の相性を見るところですが、
今回は、まず、トロピカル方式とサイデリアル方式の出生図の比較から始めます。
下は、永井大さんのトロピカル方式の出生図です。(クリックすると拡大します)

一見して、天体の配置がホロスコープ左側に集中しているのがわかります。
左側はアセンダントを中心にした、東側半球です。
永井大さんは、自己アピールに強いこだわりがあることがわかります。
特に火星は、アセンダントにほとんどピッタリ重なっていますので、
自分の意思主張や力強さをアピールすることには、とても強い関心があるはずです。
下は、永井大さんのサイデリアル方式の出生図です。(クリックすると拡大します)

サイデリアル方式では、アセンダントは蟹座23度、MCは牡羊座15度になります。
トロピカル方式では、アセンダントは獅子座16度、MCは牡牛座9度です。
なぜ、両方の出生図を記載したのかは、Wikipediaの次の記述が気になったからです。
Wikipediaでは、永井大さんの人物像について、こんな記述があります。
「大学では空手部に所属、木村拓哉に憧れて茶髪をロン毛にして、
渋谷でナンパを繰り返していた。」
ナンパをコミュニケーションの一つの方法だとすると、水星の使い方が注目されます。
水星は、トロピカル方式では牡牛座5度、サイデリアル方式では、牡羊座11度です。
ナンパのように、軽めで勢いやノリをアピールするような話し方はでは、
水星の使い方は、牡羊座の方がピッタリ合っていると思います。
この牡羊座の水星に対して、天秤座の天王星が180度オポジションです。
次から次へと、いろんな相手と幅広く交流したいという衝動があります。
この衝動がノリがよい牡羊座水星に向かうので、やはりナンパに向いている、と思います。
下は、中越典子さんのトロピカル方式の出生図です。(クリックすると拡大します)

中越典子さんは出生時間が不明ですが、天体のサインの特徴からも考えてみましょう。
下は、中越典子さんのサイデリアル方式の出生図です。(クリックすると拡大します)

トロピカル方式では、太陽は山羊座8度です。
サイデリアル方式では、太陽は射手座15度です。
Wikipediaでは、中越典子さんの人物像について、こんな記述があります。
「2007年、母校の佐賀北高等学校が、第89回全国高等学校野球選手権大会で、
決勝戦に進出した際、急遽甲子園球場へ応援に駆け付け、母校は見事優勝を決めた。
試合後に取材を受けた際、八回裏・逆転満塁弾が出た瞬間、
『かぶっていた帽子は飛ばしちゃったし、サングラスは自分で踏んで壊しちゃいました。』
と言うほどに母校の優勝を喜んだ。」
母校が甲子園で優勝したことへの、喜びの表現もあるでしょうが、
スポーツの大会で気持ちが高揚し盛り上がるのは、射手座の特徴の一つでしょう。
「のりのり」という愛称もあるように、射手座の雰囲気が強い方のように思います。
永井大さん中越典子さん、二人の人物像を見ると、
トロピカル方式よりも、やはりサイデリアル方式の方が二人の特徴に合っているようです。
ですので、サインの表示は、この先サイデリアル方式で進めることにします。
<クオリティが違うことで二人は補い合う関係>
下の表は、14点法(14 point scale)を使った、二人のエレメント表です。
天体以外にアセンダント、MCも加え、全体の合計数14点で評価します。
エレメント、クオリティの特徴が、よりはっきりと出ます。
中越典子さんは出生時間が不明なので、アセンダント、MCを計算に入れず、
全体の合計数は12点になります。

エレメント表では、永井大さん風のサインが強く、爽やかな雰囲気だとわかります。
中越典子さんは風のサインが少なく、永井さんがそれを補っている様子も窺えます。
逆に、中越典子さんが永井さんの、火と土を補っているのでしょう。
下の表は、二人のクオリティ表です。

永井さんはカーディナルが強いので、どんどん前面に出ていくタイプですね。
中越さんはフィクスドが強いので、守りに回って固めていくタイプですね。
二人は違うタイプで補い合うので、実生活でも役割分担がうまくできるのでは?
週刊誌の二人のデートの様子には、こんなくだりがあります。
「バーベキュー用の炭を購入すると、永井はテントやコンロにも手を伸ばしたが、
中越が『それはいらないでしょ!』とピシャリ!まるで夫婦の買い物風景のようだった。」
二人の買い物の、その微笑ましい光景に、カーディナルとフィクスドの違いと、
二人の役割分担が上手く補い合うことを、垣間見るようです。
次回からは、二人の出生図とシナストリを、詳しく見ていきましょう。
↓ご愛読とぽちっと応援いただきありがとうございます。

にほんブログ村
こんばんは。
現在運行中の土星は、10月6日から蠍座に入りました。
(これはトロピカル方式での計算なので、サイデリアル方式では土星は天秤座にあります)
蠍座の力が強まると、人間関係や恋愛はより深い結びつきが好まれるようになります。
心の奥深くにまで達するような、強い影響力の相手。
それまでの自分自身を変えてしまうほどの、変容力の強い人間関係などが、
これからの数年間のテーマになりそうです。
土星は28年から30年周期で運行します。
一番最近で土星が蠍座にあったのは、1982年から1985年までです。
この頃の世相を振り返ってみることで、土星蠍座の雰囲気の一端も窺ってみましょう。
<戦メリ、ブレードランナー、ガンダム。カルトな1982年。>
まず、この頃ヒットした連続ドラマに「金曜日の妻たちへ」が挙げられるでしょう。
「不倫」を題材にしたドラマで、「禁じられた恋」は蠍座に繋がるテーマです。
同じく「禁じられた」題名では、坂本龍一さんの「Forbidden Colours」があります。
これは、1983年に公開された映画「戦場のメリークリスマス」サントラが原曲です。
世界的に活躍する坂本龍一さんの代表曲ですが、30年経った今も色褪せない名曲です。
映画では、1982年公開の「ブレードランナー」を取り上げたい。
SF映画の金字塔と評される傑作で、カルト的な人気は30年後の今も高まるばかりです。
舞台設定は、2019年のロスアンゼルス。
酸性雨が降り続く都会の夜景の漆黒さは、深い海の底を漂っているようです。
深層心理の深みを覗いているようなほの暗さは、蠍座に共通するものがあります。
カルト的な人気で外せないのが「機動戦士ガンダム」です。映画公開は1981年から82年。戦闘の果ての行き着く先に、人類の革新「ニュータイプ」が覚醒するコンセプトです。
これは変容(transformation)という、冥王星と蠍座のコンセプトに共通します。
「戦場のメリークリスマス」「ブレードランナー」「機動戦士ガンダム」。
30年経ても注目される、これら不朽の傑作は1982年頃に世に出ています。
この1982年から1985年までのころは、後後まで語り継がれる、
人間の深層を問う傑作が輩出された、一つの文化の黄金期だったのかもしれません。
私はこの頃、京都で学生時代を過ごしていました。
松岡正剛氏の「遊」、カスタネダやグルジェフを手に携えて京の町を歩き、
リアルタイムでその時代の空気を満喫していました。
占星術や精神世界の著作も多く、今や精神世界の大御所と評されるあの方が、
少人数ながら先駆的な研究会の活動をされていたのも、この頃でした。
自費出版の著作や研究会は、私だけでなくきっと多くの方に多大な影響を与えたはずです。
あれから30年。
また廻ってきた土星蠍座のこの時代に、新たな伝説的な傑作が生まれ出るのでしょうか。
<サイデリアル方式とトロピカル方式で特徴を見る>
さて、前回までのハリウッドカップルから、今回からは、また日本のカップルです。
今回は、結婚も直前と噂される、中越典子さん永井大さんの相性です。
二人は、2010年放送の「サラリーマン金太郎2」の共演から、交際が始まりました。
二人がデートする仲の良い様子が、先ごろ週刊誌に報じられたばかりです。
プログレス・シナストリで見ると、とても長い相性期間になりそうな、二人です。
二人の出生データは、次を使っています。
中越典子さん 1979年 12月31日 12時00分(時間不明) 佐賀市
永井 大さん 1978年 5月20日 10時27分 糸魚川市
最初は四区分、三区分で、二人の全般の相性を見るところですが、
今回は、まず、トロピカル方式とサイデリアル方式の出生図の比較から始めます。
下は、永井大さんのトロピカル方式の出生図です。(クリックすると拡大します)

一見して、天体の配置がホロスコープ左側に集中しているのがわかります。
左側はアセンダントを中心にした、東側半球です。
永井大さんは、自己アピールに強いこだわりがあることがわかります。
特に火星は、アセンダントにほとんどピッタリ重なっていますので、
自分の意思主張や力強さをアピールすることには、とても強い関心があるはずです。
下は、永井大さんのサイデリアル方式の出生図です。(クリックすると拡大します)

サイデリアル方式では、アセンダントは蟹座23度、MCは牡羊座15度になります。
トロピカル方式では、アセンダントは獅子座16度、MCは牡牛座9度です。
なぜ、両方の出生図を記載したのかは、Wikipediaの次の記述が気になったからです。
Wikipediaでは、永井大さんの人物像について、こんな記述があります。
「大学では空手部に所属、木村拓哉に憧れて茶髪をロン毛にして、
渋谷でナンパを繰り返していた。」
ナンパをコミュニケーションの一つの方法だとすると、水星の使い方が注目されます。
水星は、トロピカル方式では牡牛座5度、サイデリアル方式では、牡羊座11度です。
ナンパのように、軽めで勢いやノリをアピールするような話し方はでは、
水星の使い方は、牡羊座の方がピッタリ合っていると思います。
この牡羊座の水星に対して、天秤座の天王星が180度オポジションです。
次から次へと、いろんな相手と幅広く交流したいという衝動があります。
この衝動がノリがよい牡羊座水星に向かうので、やはりナンパに向いている、と思います。
下は、中越典子さんのトロピカル方式の出生図です。(クリックすると拡大します)

中越典子さんは出生時間が不明ですが、天体のサインの特徴からも考えてみましょう。
下は、中越典子さんのサイデリアル方式の出生図です。(クリックすると拡大します)

トロピカル方式では、太陽は山羊座8度です。
サイデリアル方式では、太陽は射手座15度です。
Wikipediaでは、中越典子さんの人物像について、こんな記述があります。
「2007年、母校の佐賀北高等学校が、第89回全国高等学校野球選手権大会で、
決勝戦に進出した際、急遽甲子園球場へ応援に駆け付け、母校は見事優勝を決めた。
試合後に取材を受けた際、八回裏・逆転満塁弾が出た瞬間、
『かぶっていた帽子は飛ばしちゃったし、サングラスは自分で踏んで壊しちゃいました。』
と言うほどに母校の優勝を喜んだ。」
母校が甲子園で優勝したことへの、喜びの表現もあるでしょうが、
スポーツの大会で気持ちが高揚し盛り上がるのは、射手座の特徴の一つでしょう。
「のりのり」という愛称もあるように、射手座の雰囲気が強い方のように思います。
永井大さん中越典子さん、二人の人物像を見ると、
トロピカル方式よりも、やはりサイデリアル方式の方が二人の特徴に合っているようです。
ですので、サインの表示は、この先サイデリアル方式で進めることにします。
<クオリティが違うことで二人は補い合う関係>
下の表は、14点法(14 point scale)を使った、二人のエレメント表です。
天体以外にアセンダント、MCも加え、全体の合計数14点で評価します。
エレメント、クオリティの特徴が、よりはっきりと出ます。
中越典子さんは出生時間が不明なので、アセンダント、MCを計算に入れず、
全体の合計数は12点になります。

エレメント表では、永井大さん風のサインが強く、爽やかな雰囲気だとわかります。
中越典子さんは風のサインが少なく、永井さんがそれを補っている様子も窺えます。
逆に、中越典子さんが永井さんの、火と土を補っているのでしょう。
下の表は、二人のクオリティ表です。

永井さんはカーディナルが強いので、どんどん前面に出ていくタイプですね。
中越さんはフィクスドが強いので、守りに回って固めていくタイプですね。
二人は違うタイプで補い合うので、実生活でも役割分担がうまくできるのでは?
週刊誌の二人のデートの様子には、こんなくだりがあります。
「バーベキュー用の炭を購入すると、永井はテントやコンロにも手を伸ばしたが、
中越が『それはいらないでしょ!』とピシャリ!まるで夫婦の買い物風景のようだった。」
二人の買い物の、その微笑ましい光景に、カーディナルとフィクスドの違いと、
二人の役割分担が上手く補い合うことを、垣間見るようです。
次回からは、二人の出生図とシナストリを、詳しく見ていきましょう。
↓ご愛読とぽちっと応援いただきありがとうございます。

にほんブログ村