中島美嘉さん清水邦広さんの相性を占星術プログレス・シナストリでみました(2)
ミネルバのふくろうは、今日も黄昏時に飛び立ちます。
こんばんは。
いろんな事情が重なり、やっと久しぶりの更新となりました。お待たせしました。
いつもスローペースなのに、今回もお越しくださりありがとうございます。
さて、前回は“Fertilityastrology” に取り組んでいる、
パット・ハリス博士のインタビュー記事を紹介しました。
博士の専門分野は健康心理学ですが、占星術が登場する論文から博士号を受けました。
さすがイギリスならでは、の話だなぁと思いました。
<受胎占星術ケーススタディ>
今回は博士のページに記載されている、ケーススタディ、事例を見てみましょう。
ケーススタディ1は、35歳になるレイチェルさんの事例です。
3年間不妊治療を受けていましたが、何の成果も得られませんでした。
夫婦二人とも何ら健康に問題はなく、体外受精を受けようとしていた矢先、
パット・ハリス博士のカウンセリングにより妊娠に至りました。
博士によれば成果のなかった3年間、
レイチェルの出生図からは、妊娠を示す徴候は全く見られなかったそうです。
2009年2月8日から22日まで、妊娠可能性を示す木星が出生図にヒットしました。
これは無事出産にまで至るような妊娠の可能性が、とても顕著な木星配置だそうです。
「22日の予定日に月経がなかったので、妊娠は8日近辺かもしれない」と、
レイチェルは言い、12月に無事女の子を出産することができました。
博士が示唆する木星のヒット期間と、月経と排卵、受精の関係を示すと、
おそらく下の図のようになるでしょう。

妊娠する可能性が高くなる木星配置、そのチャンス期間の2週間には、
排卵予定日が一日しかありません。
また、博士の示す天体配置には、アセンダントや進行の金星の位置も含まれます。
実際のカウンセリングには、正確な出生時刻のデータが必要になってきます。
下は紹介した、ケーススタディ1のページです。
http://www.astrologyfertility.com/CaseStudies1.htm
さて、今回は中島美嘉さんと清水邦広さんの相性、第二回目です。
シナストリの前に、まず二人の出生図から見ていきましょう。
<才能と努力の賜物>
下は中島美嘉さん、サイデリアルでの出生図です。
(クリックすると拡大します)

歌手として花開いた才能は、
金星、火星の0度と、海王星90度スクエアのアスペクトにありそうですね。
でも一見して、多くのアスペクトによって強調されている天体は、
土星と冥王星、太陽、月の四つだと言えそうです。
中島美嘉の曲を聞くと、その澄んだ歌声にとても癒されます。
繊細な感情表現に、妖精のようなこの世あらざる魅力を感じる方もあるでしょう。
ですが、多くのアスペクトで土星が強調されていますから、
中島さんの今日の評価は決して才能だけではなく、相当な努力の賜物であると、
推察できます。
泥臭い言い方ですが、ドがつくくらい、相当に根性入ってますよね。
まず、太陽と土星は120度トラインです。
目標と目的を達成するために、脇にそれることもなく着実に向かっていきます。
水星と土星が、90度スクエアです。
技術の向上と習得のためには、たとえ障害があったとしても、
いいえ、だからこそ努力と練習を積み重ねます。
そして、土星と冥王星が0度コンジャクションです。
土星は権威や社会的な地位です。自分の評価を高めることには徹底的にこだわります。
また、冥王星は太陽とも120度トラインです。
冒険と目的のためには、へこたれても、すぐに立ち直るバイタリティーがあります。
中島美嘉の努力や我慢は、決して生半可なものではありません。
決してブレない、徹底的にこだわる。簡単には真似できないような強さがあります。
中島美嘉さんは、睡蓮の花が好きだそうで、ロゴマークにも使っています。
「泥水の中から芽を出し、美しい花をさかせる」睡蓮は、
まさに中島さんの人生の象徴なのかもしれません。
<傷ついた月を救うには?>
ディーヴァ、歌姫としての評価を得た中島美嘉さんですが、
冥王星、土星の120度トラインのアスペクトがある太陽に比べて、
月にはハードアスペクトばかりで緩和的なアスペクトがありません。
まず月は、土星と180度オポジションです。
どんな障害があっても耐えて、自分自身に我慢を強います。
月と金星、火星は、45度セミスクエアです。
イライラ感が積もって、どうしようもない時があるでしょう。
他には、水星との90度スクエアがありますが、
癒やしに繋がるような緩和的なアスペクトがありません。
力強い太陽に比べて、傷が目立つ月。
この太陽と月のギャップが、恋する相手に求める性格や理想像に関わってきます。
<驚きとワクワクの月?>
では、清水邦広さんの出生図を見ていきましょう。
下は、清水邦広さんのサイデリアルでの出生図です。
(クリックすると拡大します)

一見して、緩和的なアスペクトが多いのがわかります。
太陽と月は、60度セクスタイル。月は、ストレスが溜まることはありません。
また、月は天王星とも60度セクスタイルです。
いつも好奇心がいっぱい、驚きとワクワクの毎日の方なのでしょうか。
清水さんの月は、活力があり小気味良い感じがしますね。
また、太陽は天王星と120度トラインです。創造力とセンスがあります。
太陽は木星と150度クインカンクスですが、
木星自体が緩和的な天体ですので、性格の鷹揚さなど良い方向に働くでしょう。
清水さんの出生図では、
土星も金星と60度セクスタイル、水星と120度トラインです。
出生図全体が緊張感も少なくて、リラックスした楽しそうな感じに溢れています。
きっとどんな人が会っても、親近感があって好感が持てるタイプの方なのでしょう。
<月を癒してくれる>
さて、二人の出生図を見てきましたが、
二人の性格がある意味、対照的な面があるのに気がつきます。
中島さんは、ストイックなタイプ。
清水さんは、リラックスした伸び伸びタイプ。
中島さんはきっとそばにいるだけで、
清水さんの月の活き活きさが伝わってくるのでしょう。
緊張感の多い中島さんの月を、やさしく包み込むように癒してくれるのが、
清水さんなのでしょう。
中島さんが清水さんに惹かれるワケも分かるような気がしますね。
二人の出生図を見ていると、お互いがお互いを大切にしている。
そんな二人の様子が見えてくるような気がします。
次回は、二人のシナストリを見ていきましょう。
↓今回も、ご愛読と応援をいただきありがとうございます。

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こんばんは。
いろんな事情が重なり、やっと久しぶりの更新となりました。お待たせしました。
いつもスローペースなのに、今回もお越しくださりありがとうございます。
さて、前回は“Fertilityastrology” に取り組んでいる、
パット・ハリス博士のインタビュー記事を紹介しました。
博士の専門分野は健康心理学ですが、占星術が登場する論文から博士号を受けました。
さすがイギリスならでは、の話だなぁと思いました。
<受胎占星術ケーススタディ>
今回は博士のページに記載されている、ケーススタディ、事例を見てみましょう。
ケーススタディ1は、35歳になるレイチェルさんの事例です。
3年間不妊治療を受けていましたが、何の成果も得られませんでした。
夫婦二人とも何ら健康に問題はなく、体外受精を受けようとしていた矢先、
パット・ハリス博士のカウンセリングにより妊娠に至りました。
博士によれば成果のなかった3年間、
レイチェルの出生図からは、妊娠を示す徴候は全く見られなかったそうです。
2009年2月8日から22日まで、妊娠可能性を示す木星が出生図にヒットしました。
これは無事出産にまで至るような妊娠の可能性が、とても顕著な木星配置だそうです。
「22日の予定日に月経がなかったので、妊娠は8日近辺かもしれない」と、
レイチェルは言い、12月に無事女の子を出産することができました。
博士が示唆する木星のヒット期間と、月経と排卵、受精の関係を示すと、
おそらく下の図のようになるでしょう。

妊娠する可能性が高くなる木星配置、そのチャンス期間の2週間には、
排卵予定日が一日しかありません。
また、博士の示す天体配置には、アセンダントや進行の金星の位置も含まれます。
実際のカウンセリングには、正確な出生時刻のデータが必要になってきます。
下は紹介した、ケーススタディ1のページです。
http://www.astrologyfertility.com/CaseStudies1.htm
さて、今回は中島美嘉さんと清水邦広さんの相性、第二回目です。
シナストリの前に、まず二人の出生図から見ていきましょう。
<才能と努力の賜物>
下は中島美嘉さん、サイデリアルでの出生図です。
(クリックすると拡大します)

歌手として花開いた才能は、
金星、火星の0度と、海王星90度スクエアのアスペクトにありそうですね。
でも一見して、多くのアスペクトによって強調されている天体は、
土星と冥王星、太陽、月の四つだと言えそうです。
中島美嘉の曲を聞くと、その澄んだ歌声にとても癒されます。
繊細な感情表現に、妖精のようなこの世あらざる魅力を感じる方もあるでしょう。
ですが、多くのアスペクトで土星が強調されていますから、
中島さんの今日の評価は決して才能だけではなく、相当な努力の賜物であると、
推察できます。
泥臭い言い方ですが、ドがつくくらい、相当に根性入ってますよね。
まず、太陽と土星は120度トラインです。
目標と目的を達成するために、脇にそれることもなく着実に向かっていきます。
水星と土星が、90度スクエアです。
技術の向上と習得のためには、たとえ障害があったとしても、
いいえ、だからこそ努力と練習を積み重ねます。
そして、土星と冥王星が0度コンジャクションです。
土星は権威や社会的な地位です。自分の評価を高めることには徹底的にこだわります。
また、冥王星は太陽とも120度トラインです。
冒険と目的のためには、へこたれても、すぐに立ち直るバイタリティーがあります。
中島美嘉の努力や我慢は、決して生半可なものではありません。
決してブレない、徹底的にこだわる。簡単には真似できないような強さがあります。
中島美嘉さんは、睡蓮の花が好きだそうで、ロゴマークにも使っています。
「泥水の中から芽を出し、美しい花をさかせる」睡蓮は、
まさに中島さんの人生の象徴なのかもしれません。
<傷ついた月を救うには?>
ディーヴァ、歌姫としての評価を得た中島美嘉さんですが、
冥王星、土星の120度トラインのアスペクトがある太陽に比べて、
月にはハードアスペクトばかりで緩和的なアスペクトがありません。
まず月は、土星と180度オポジションです。
どんな障害があっても耐えて、自分自身に我慢を強います。
月と金星、火星は、45度セミスクエアです。
イライラ感が積もって、どうしようもない時があるでしょう。
他には、水星との90度スクエアがありますが、
癒やしに繋がるような緩和的なアスペクトがありません。
力強い太陽に比べて、傷が目立つ月。
この太陽と月のギャップが、恋する相手に求める性格や理想像に関わってきます。
<驚きとワクワクの月?>
では、清水邦広さんの出生図を見ていきましょう。
下は、清水邦広さんのサイデリアルでの出生図です。
(クリックすると拡大します)

一見して、緩和的なアスペクトが多いのがわかります。
太陽と月は、60度セクスタイル。月は、ストレスが溜まることはありません。
また、月は天王星とも60度セクスタイルです。
いつも好奇心がいっぱい、驚きとワクワクの毎日の方なのでしょうか。
清水さんの月は、活力があり小気味良い感じがしますね。
また、太陽は天王星と120度トラインです。創造力とセンスがあります。
太陽は木星と150度クインカンクスですが、
木星自体が緩和的な天体ですので、性格の鷹揚さなど良い方向に働くでしょう。
清水さんの出生図では、
土星も金星と60度セクスタイル、水星と120度トラインです。
出生図全体が緊張感も少なくて、リラックスした楽しそうな感じに溢れています。
きっとどんな人が会っても、親近感があって好感が持てるタイプの方なのでしょう。
<月を癒してくれる>
さて、二人の出生図を見てきましたが、
二人の性格がある意味、対照的な面があるのに気がつきます。
中島さんは、ストイックなタイプ。
清水さんは、リラックスした伸び伸びタイプ。
中島さんはきっとそばにいるだけで、
清水さんの月の活き活きさが伝わってくるのでしょう。
緊張感の多い中島さんの月を、やさしく包み込むように癒してくれるのが、
清水さんなのでしょう。
中島さんが清水さんに惹かれるワケも分かるような気がしますね。
二人の出生図を見ていると、お互いがお互いを大切にしている。
そんな二人の様子が見えてくるような気がします。
次回は、二人のシナストリを見ていきましょう。
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